相変わらず、スイングの森を歩いている。
まだ骨は完治とはいかないが、それなりに振れるようになっている。
新しいスイングを試しているので、やや出球はバラつくが、球質は同じになるようになってきた。
なにより、軽く振っても飛距離が格段にアップ。
実測が188ヤードという向こう側ネットの中段程に掛かっている250ヤードと書かれたボードに届くようになってきた。
練習場のボールだと考えれば、ほぼ自分の理想の中では及第点の範疇だ。
ただ、飛距離アップは両刃の剣。
右へプッシュアウトのボールが、たまに出る。
コースに出て使えるかと考えれば、まだ無理かも知れない。
そんなスイング中に、意識していることがある。
それが、「ハッ、タニ、チエ、ロ~イ!」という呪文。(笑)
スイングの始動から、それを心の中で呟くのである。
いわゆる、「チャー、シュー、メーン!」というヤツだ。
意味合いは単純明快。
ハッ=服部真夕プロ。
タニ=谷将貴プロ。
チエ=有村智恵プロ。
ローイ=R.マキロイ。(笑)
リズムはスイングの中で大切な要素らしく、三拍子、あるいは二拍子のプレイヤーが多いのだが、自分の場合はこれ。
宮里藍プロ並みにゆったりとクラブを上げるイメージの2.5拍子というところか。
あくまで、自分の中の各プレイヤーの印象に残るスイングの一瞬を切り取った写真のイメージを各所組み合わせているのだ。
アドレスから始動、ハーフウェイバックまでの動きのイメージが、服部真夕。
ハーフウェイバックからトップまでの動きのイメージが、谷将貴。
トップからリリース、インパクトの瞬間までの動きのイメージが有村智恵。
そして、インパクトからフィニッシュまでがR.マキロイ、というわけだ。(笑)
心の中で呟くタイミングは、作りたいイメージのプレイヤーのタイミングよりも少しズレていて、少し早い。
頭でイメージしながら同時の身体の動作では、少し遅れるからだ。
“ハッ”で始動。(頭の中はハーフウェイバックのイメージ。)
“タニ”でクラブを上げていく。(頭の中はトップまでのイメージ。)
“チエ”でトップ。(頭の中ではリリースのイメージ。)
“ローイ”で切り返しから一気に振り抜く。(頭の中はフィニッシュのイメージ。)
・・・・・という感じ。
笑うなかれ。(笑)
あくまで、自分の中のイメージ、リズムの作り方なのである。
どんなイメージなのかという詳しい中身は、割愛させていただく。
他人にわかるはずもない。
私には、「ハッ、タニ、チエ、ロ~イ!」が一番なのだ。(笑)
ちなみに、「ハッ、タニ、チエ、チエ~!」のイメージだと、なぜか右プッシュアウトがよく出る。
「ハッ、タニ、タニ、タニ~!」のイメージだと、また肋骨折りそうで怖い。
他にも、バリエーションはまだまだありそうだが、ただ2番目の“タニ”だけはどうしても外せない。
私のスイングの「キモ」がそこにあるからだ。
そのハーフウェイバックからトップまでの“タニ”を外すと、このスイングの全てがバラバラになってしまうのである。
それなら、「ハッ、タニ、マユ、マユ~!」でも良さそうなものだが、服部真夕プロは、どちらかと言えば飛ばし屋にありがちなアップライトにクラブを振り上げるイメージが強く、谷将貴プロのトップとはどうしてもイメージが繋がらない。
また、「ハッ、タニ、ロイ、ロ~イ!」では、スイングのリズムが早くなってしまい、これまたダメなのだ。
ただ、やっぱり始動は服部真夕プロと決めている。
この部分に関しては、スイングイメージだけなら誰でも良いと言えば良いのだが、ただ好きなプレイヤーを思い描くことでモチベーションが違ってくる。
服部真夕への道は、やはり服部真夕からなのだ。(ワケわからん!?~笑笑)
今日も元気に、「ハッ、タニ、チエ、ローイ!」
どうでしょう?
今度は、指がおかしくなってきた。
右手を握った状態からゆっくり開こうとすると、なぜか薬指だけが写真の位置で止まってしまう。
何か骨が引っ掛かる感じ。
もちろん、意識して強く開けば開くのだが。
グリップが悪い?
新しいスイングで、また新しい課題が。。。
それとも、40代のオヤヂの肉体的限界!?
単なる運動不足か。(笑)