どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

ヒント。

2012-06-02 | Sandstorm




いつもバックに入っている1番アイアン。
誰かが見つけると、いつも「一度打たせてくれ」とせがまれる。
いまやそれだけの珍品なのか。
そういえば、ユーティリティーなどというクラブが存在しなかった十数年前でさえ、1番アイアンを持っているゴルファーは少なかったような気がする。
それだけ難しいクラブということなのだろう。
持っている自分とて、このクラブを使用することは極めて少ない。
逆に、それに近い3番アイアンはどちらかといえば得意クラブで、練習量も一番多い。
ロングホールのセカンドでは、ほぼ80パーセントはこのクラブを握ることになるからだ。
ただ、1番アイアンとなると、どうしても「難しい」という先入観からか、どうしても敬遠しがちになる。
敬遠しがちになるから、練習でもあまり握らない・・・、という思考の循環なのである。
この前、「みずなみカントリー倶楽部」でラウンドした時に、久しぶりにこの1番アイアンを握ることになった。
あの女子ツアーの「ゴルフ5レディス」が行われる難コースである。
インのショートホール(パー3)で、約200ヤードを必要とするホールがふたつあるのだ。
自分の所持クラブの場合、この距離はこれまで、ドライバーでハーフショットするか、3番アイアンでマン振りするかの選択しかなかった。
1番アイアンは、ただのバックの中の飾り物に成り下がっていたのである。











練習もロクにしていないのに、使うのはどうかと思ったが、ロングホールの200ヤード残ならともかく、まさかショートホールでキザむわけにもいかないだろう。
またそんな事を許すコース設計になどなっていない。
さすが、プロのトーナメントが行われるコースだ。
まあ、普通の男子プロならば、3番アイアンでも十分に届く距離なのだろうが。。。
それで結果がどうだったかと言えば、端的に言えば「引っ掛けた」。
2回のティーショットは、飛距離は十分に出ていたが二度とも大きく左へ出てしまった。
この結果は意外だった。
ミスがあるならば、右へ出るかと思っていた。
これは一体どういうことか。
新たなスイングの森からの誘惑。
新たに、練習のモチベーションが上がりそうである。
フェアウェイウッドやユーティリティを買う前に、このクラブを自分のモノにしたい。
次のボーナスまでの新たな課題である。











どんなものにもヒントがあって、それがモチベーションへと繋がる。
よく父に、「そんなにゴルフの雑誌ばかり読んでもダメだろう?」と冷やかされる。
スイングの方法論など、雑誌によっては真逆なことを書いてあることすらもある。
父にとっては、それが混乱の元のようである。
ただ自分が思うのは、それが理論のすべてではないということ。
それはただひとつのヒントであり、次への練習のモチベーションであるように思う。
練習によって完成されたプロのスイングとて、時間とともに自分でも気付かないうちに少しずつ変わってきてしまうもの。
いつも同じスイング、同じ状態で打てるわけではない。
この1番アイアンも、きっと自分に新たなスイングへのヒントをくれたに違いない。
そう思うのである。
・・・・・ゴルフは止められないネ。





























<P.S.>

ロッカーには、諸見里しのぶプロのサインが。。。
このゴルフコース、それぞれのロッカーには、それぞれひとりずつ違った女子プロのサインが入っているらしい。
なぜか、ほかの空いているロッカーを開けまくって、服部真夕プロのサインを探してしまった。。。(笑)
















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