シャンク気味の右へ飛び出る球が笑ってしまうほど続いた昨日とは打って変わって、今日は死んでも力まないで打つことをテーマに5番アイアン一本を抱えて練習場へ行ったら、不思議なくらい球が掴まる、掴まる。
先生のゴッドフィンガーだけを心の拠りどころに、あとは何も考えずただひたすらに力まないことだけに腐心した。
そっと、ていねいに。
今夜のゴルフは簡単だった。
こんな簡単なことが、まったく出来ない日がある。
力むのはなぜか。
出来ていたことが、崩れていくのはなぜか。
先日の先生のゴッドフィンガーは、バックスイングで右腰が右にスエーするのをほんの少し後方に“くぃっ”と指一本で矯正しただけのこと。
でも、昨日は出来なかった。
でも、今日は上手くいった。
何か分かった気になっている。
それがまた、明日には出来なくなることも知っている。
いつも力まない精神状態でスイングをすることは、たぶん不可能に近いこと。
明日も良い日でありますように。
グッドラック。
おやすみなさい。