29日に名古屋競馬場にて行われた「トパーズオープン(A-1)(ダート1600m・右回り)」で、今年度年間勝利数の新記録(188勝)を樹立しなお継続中の角田輝也厩舎の勝ち頭「ムーンバレイ」号(52kg)が、初オープンのレースにもかかわらず、期待通りの6馬身差の圧勝で14連勝を飾りました。
ムーンバレイは以前ここでも紹介しましたが、現在名古屋で一番強い馬と言われています。
厳密に言えば、距離適性や気性面の問題もあるでしょうから、実際、ホントに強いところと一緒に走ってみなければわかりませんが、まあ競走能力だけに関して言えば、彼のレース振りを一度でも見たことのあるファンならばまず異論はないところでしょう。
夏には、あの浦和記念2着の「キングスゾーン」号にも圧勝しています。
どうやらムーンバレイの今後のスケジュールは、12月20日(水)の「第6回名古屋グランプリ(GⅡ)(ダート2500m・右回り)」に出走の予定だそうです。
初めての重賞。力をつけてから初めての地元以外の強豪馬とのレースです。
ここにきて、とうとう彼の力が試される時が来たようです。
笠松の雄「ミツアキタービン」号も先週復活を果たしましたし、キングスゾーンも出走を予定しているとのこと。
東海菊花賞を吉田稔騎手と制覇した名古屋の「ウイニングウインド」号も含めて、「名古屋グランプリ」では是非JRAの強豪オープン馬を返り討ちにして頂きたいものです。
それにしても、今年の角田輝也厩舎は凄いの一言です。
11月29日の最終レースのムーンバレイの勝利を含めて、現在192勝。
私は記録には詳しくないので、この記録が”年度”なのか”年”なのかはわかりませんが、それにしても群雄割拠の名古屋競馬の数いる先生方の中での記録達成には価値があるでしょう。
角田輝也厩舎の2006年成績は、11月29日現在、
589戦 192勝(2着100回) 勝率32.6% 連対率49.6%
(NARデータベース参考)となっています。
角田厩舎の馬が出走してきたら、2回に1回は連対している、ってことですよね。
うすうす気付いてはいましたが、さらに馬券検討には強力なデータです。
角田厩舎の馬と言って思い浮かぶのは、私個人的には「キウィダンス」号ですかね。
千葉に住んでいた頃、南関東にも何度か遠征して来ましたので、よく覚えています。
なかなか勝てませんでしたが、地元”名古屋の馬”ということで、千葉の友人などにも冷やかされながらも、少なからず気にはなってた馬でしたね。
新記録を樹立したということで、角田厩舎について少しデータを拾ってみました。
(”年度”か”年”かわからなかったので、2006年1月1日からの記録に絞って調べてみました。)
<データは全てNARデータベースより>
11月29日現在、角田厩舎に入厩している馬の頭数は69頭。
69頭の内訳は、・・・・・
2歳牡馬0頭、牝馬8頭、
3歳牡馬25頭、牝馬13頭、
4歳牡馬8頭、牝馬5頭、
5歳牡馬5頭、牝馬2頭、
6上牡馬2頭、牝馬0頭、となっています。
2歳馬、3歳馬が多いということは、さらに上を目指す馬が多いということでしょう。
逆に、勝負の世界、成績を残せなかったりした馬は、当然のことながら古馬になるまで走らせてはもらえないということです。
調べていたら、「クイックシューター」号など、2歳のレースを連勝したにもかかわらず登録抹消されている馬なども多数いましたね。
残念な故障や、やむをえない馬主の都合、JRAからの一時入厩馬、衰えによる競走成績の不振など、理由は多数あるでしょうが、それにしても馬の出入りが激しい厩舎なのかも知れません。
計算してみたら、この現在入厩している69頭だけでの勝利数は、117勝でした。
2006年中に、”抹消”、”引退”した馬も含めて、あと残りの75勝は現在厩舎にすでにいない馬があげたものであるということがわかりました。
ちなみに抹消引退した馬で主だったところは、「ナツノビリーヴ」号の4勝、「マコトマックリール」号の3勝などが目に留まったところですね。
それでは、現在も入厩している69頭の馬であげた117勝(1月1日~)の内訳を少し紹介します。
勝ち頭は、言わずもがな5歳牡馬「ムーンバレイ」号の14勝。
2番目が、4歳牝馬「バクシンテンニョ」号の11勝。
3番目が、4歳牡馬「アンディーバローズ」号の8勝。
あと4番目の、4歳牝馬「ワンダージェンヌ」号の7勝あたりまでが目立ちますかね。
もちろん、これは”獲得賞金”とは全く別の話ですので、上記の馬達が角田厩舎の代表馬であるとは必ずしも言えません。
「レッドストーン」号や「タカラアジュディー」号などのように、オープン馬であればそうは勝ち鞍が伸ばせるわけではありませんし、それでも角田厩舎の顔であることには間違いはありません。
(ちなみに、レッドストーンは6勝、タカラアジュディーは2勝。)
そのほか、勝ち鞍の数には貢献していませんが、準オープン級のレースで2着や3着を繰り返すバイプレーヤー?もいましたね。
勝てなくても、こういう馬は厩舎にとってありがたいでしょうね。
最後に、2006年、角田厩舎で一番頑張って出走した馬を探してみました。
それは、「セトノホープ」号で、実に今年これまで22戦しています。(5勝)
1ヶ月に2走・・・、というより、1年間休みなしで毎開催走っているということですね。
2番目は、「バクシンテンニョ」号の21戦。(11勝)
彼女こそ一番の孝行娘でしょう!
あとのところでは、「アンディーバローズ」号、「エイヤンナカヤマ」号の19戦が次に続きます。
「無事是名馬」とよく言われますが、まさしくその通りの馬たちです。
でも、中には「ファイトカンガルー」号のように18戦全敗・・・・・、という馬もいます。
あと「スターオブシャトル」号も16戦して勝ち鞍なし。
よほど惜しいレースが続いているのか、よほど期待されているのかなんでしょうかね~。(笑)
走れど走れど、ゴールは遠~い・・・・・。はぁ。
人間だったらそろそろ首のあたりが寒くなるころでしょうねぇ・・・・・。
でもよく見てみれば、両馬ともまだ3歳です。
でもそろそろ結果を出さないと・・・・・・・、う~ん、マズイでしょうね。(泣)
なにはともあれ、今日のムーンバレイはやっぱり強かった!
12月20日の「名古屋グランプリ」は、楽しみですね・・・・・。
それでは、また。
ムーンバレイは以前ここでも紹介しましたが、現在名古屋で一番強い馬と言われています。
厳密に言えば、距離適性や気性面の問題もあるでしょうから、実際、ホントに強いところと一緒に走ってみなければわかりませんが、まあ競走能力だけに関して言えば、彼のレース振りを一度でも見たことのあるファンならばまず異論はないところでしょう。
夏には、あの浦和記念2着の「キングスゾーン」号にも圧勝しています。
どうやらムーンバレイの今後のスケジュールは、12月20日(水)の「第6回名古屋グランプリ(GⅡ)(ダート2500m・右回り)」に出走の予定だそうです。
初めての重賞。力をつけてから初めての地元以外の強豪馬とのレースです。
ここにきて、とうとう彼の力が試される時が来たようです。
笠松の雄「ミツアキタービン」号も先週復活を果たしましたし、キングスゾーンも出走を予定しているとのこと。
東海菊花賞を吉田稔騎手と制覇した名古屋の「ウイニングウインド」号も含めて、「名古屋グランプリ」では是非JRAの強豪オープン馬を返り討ちにして頂きたいものです。
それにしても、今年の角田輝也厩舎は凄いの一言です。
11月29日の最終レースのムーンバレイの勝利を含めて、現在192勝。
私は記録には詳しくないので、この記録が”年度”なのか”年”なのかはわかりませんが、それにしても群雄割拠の名古屋競馬の数いる先生方の中での記録達成には価値があるでしょう。
角田輝也厩舎の2006年成績は、11月29日現在、
589戦 192勝(2着100回) 勝率32.6% 連対率49.6%
(NARデータベース参考)となっています。
角田厩舎の馬が出走してきたら、2回に1回は連対している、ってことですよね。
うすうす気付いてはいましたが、さらに馬券検討には強力なデータです。
角田厩舎の馬と言って思い浮かぶのは、私個人的には「キウィダンス」号ですかね。
千葉に住んでいた頃、南関東にも何度か遠征して来ましたので、よく覚えています。
なかなか勝てませんでしたが、地元”名古屋の馬”ということで、千葉の友人などにも冷やかされながらも、少なからず気にはなってた馬でしたね。
新記録を樹立したということで、角田厩舎について少しデータを拾ってみました。
(”年度”か”年”かわからなかったので、2006年1月1日からの記録に絞って調べてみました。)
<データは全てNARデータベースより>
11月29日現在、角田厩舎に入厩している馬の頭数は69頭。
69頭の内訳は、・・・・・
2歳牡馬0頭、牝馬8頭、
3歳牡馬25頭、牝馬13頭、
4歳牡馬8頭、牝馬5頭、
5歳牡馬5頭、牝馬2頭、
6上牡馬2頭、牝馬0頭、となっています。
2歳馬、3歳馬が多いということは、さらに上を目指す馬が多いということでしょう。
逆に、勝負の世界、成績を残せなかったりした馬は、当然のことながら古馬になるまで走らせてはもらえないということです。
調べていたら、「クイックシューター」号など、2歳のレースを連勝したにもかかわらず登録抹消されている馬なども多数いましたね。
残念な故障や、やむをえない馬主の都合、JRAからの一時入厩馬、衰えによる競走成績の不振など、理由は多数あるでしょうが、それにしても馬の出入りが激しい厩舎なのかも知れません。
計算してみたら、この現在入厩している69頭だけでの勝利数は、117勝でした。
2006年中に、”抹消”、”引退”した馬も含めて、あと残りの75勝は現在厩舎にすでにいない馬があげたものであるということがわかりました。
ちなみに抹消引退した馬で主だったところは、「ナツノビリーヴ」号の4勝、「マコトマックリール」号の3勝などが目に留まったところですね。
それでは、現在も入厩している69頭の馬であげた117勝(1月1日~)の内訳を少し紹介します。
勝ち頭は、言わずもがな5歳牡馬「ムーンバレイ」号の14勝。
2番目が、4歳牝馬「バクシンテンニョ」号の11勝。
3番目が、4歳牡馬「アンディーバローズ」号の8勝。
あと4番目の、4歳牝馬「ワンダージェンヌ」号の7勝あたりまでが目立ちますかね。
もちろん、これは”獲得賞金”とは全く別の話ですので、上記の馬達が角田厩舎の代表馬であるとは必ずしも言えません。
「レッドストーン」号や「タカラアジュディー」号などのように、オープン馬であればそうは勝ち鞍が伸ばせるわけではありませんし、それでも角田厩舎の顔であることには間違いはありません。
(ちなみに、レッドストーンは6勝、タカラアジュディーは2勝。)
そのほか、勝ち鞍の数には貢献していませんが、準オープン級のレースで2着や3着を繰り返すバイプレーヤー?もいましたね。
勝てなくても、こういう馬は厩舎にとってありがたいでしょうね。
最後に、2006年、角田厩舎で一番頑張って出走した馬を探してみました。
それは、「セトノホープ」号で、実に今年これまで22戦しています。(5勝)
1ヶ月に2走・・・、というより、1年間休みなしで毎開催走っているということですね。
2番目は、「バクシンテンニョ」号の21戦。(11勝)
彼女こそ一番の孝行娘でしょう!
あとのところでは、「アンディーバローズ」号、「エイヤンナカヤマ」号の19戦が次に続きます。
「無事是名馬」とよく言われますが、まさしくその通りの馬たちです。
でも、中には「ファイトカンガルー」号のように18戦全敗・・・・・、という馬もいます。
あと「スターオブシャトル」号も16戦して勝ち鞍なし。
よほど惜しいレースが続いているのか、よほど期待されているのかなんでしょうかね~。(笑)
走れど走れど、ゴールは遠~い・・・・・。はぁ。
人間だったらそろそろ首のあたりが寒くなるころでしょうねぇ・・・・・。
でもよく見てみれば、両馬ともまだ3歳です。
でもそろそろ結果を出さないと・・・・・・・、う~ん、マズイでしょうね。(泣)
なにはともあれ、今日のムーンバレイはやっぱり強かった!
12月20日の「名古屋グランプリ」は、楽しみですね・・・・・。
それでは、また。