どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

笠松勢、名古屋勢。

2007-11-17 | 競馬余談

今週は、総じて笠松勢の活躍が目立った週でした。
「オッズパークグランプリ」のミツアキタービン、「兵庫クイーンカップ」のクインオブクイン、「東海菊花賞」のマルヨフェニックス。
いずれも彗星の如く昨日今日の現れた馬達ではないので、今さらアッと驚かされるようなことはないのですが、それでも名古屋や笠松の馬が全国のツワモノ達と互角以上に戦ってその存在を示してくれることは嬉しい限りです。
何が凄いかって、これまでも笠松のスターホースたちの多くは、地元デビュー(但しタービンは上山デビュー)だということ。
今現在も笠松競馬所属で頑張っている全国レベルの馬は、多くは地元でデビューを果たしてきています。
同じ東海公営でも名古屋競馬の所属馬では”移籍馬”が多いのとは対照的です。
そう思えば、まだまだ笠松競馬も、長く受け継がれてきた輝かしい伝統の息遣いは、今もどこかに秘められいるということでしょう。
いつかきっと・・・・・。
またいつか全国の地方競馬引っ張り、再び日本の競馬界を圧倒するような、”そんな笠松競馬”たりえる日が来るのでしょうか。



一方の名古屋勢といえば、今現在において看板を背負っている馬が、先週「JBC」という地方競馬最高峰のレースに揃って挑戦していたため、今週はいささか寂しい感じでしたか。
キングスゾーン、ムーンバレイ、ウイニングウインド。
しかしながら、その”次”に出てくるような名前がないところが、やはり寂しいところ。
今さら”名古屋デビューの・・・”なんて贅沢は言いませんが、それにしても層の薄さはもう少し何とかならないものでしょうか。
転入馬が多いことも原因でしょうが、あまりにも上と下のレベルの開きが大きすぎて、毎回オープンレベルの番組の面白みがない。
いきなりバリバリの中央のオープン馬が入ってきて、「名古屋所属の・・・」というのは、少々思い入れも興醒めしてしまうには違いありませんが、例えばキングスゾーンやムーンバレイのように、中央で花開かずに名古屋でメキメキ力をつけて来た馬などが、もっと出てきて頂きたいものです。



そういえば名古屋では今開催あたりから、やたらと中央や北海道からの転入馬が目立つようになってきました。
毎年のことなのですが、この時期の名古屋競馬の宿命のようなもの。。。
よって馬券は、ヒジョ~~~!に難解です。(笑)
力関係がよくわからん。。。
同じレースに転入初戦の馬が2頭、3頭。
おまけに微妙な格付けでいらっしゃる。。。ものですから。(笑)
まあ、その中(条件クラス)でとんでもない勝ち方をするような馬が出てくるようならば、少しは思い入れもできるような馬になるのでしょうからそれも仕方ないか。。。



それにしても、中央の「再ファンド制度」を利用して2~3戦出走しただけでまた帰って行ってしまうことが決まっているような馬は、さらに寂しいなぁ~。。。
オッ!・・・と思わせておいて、ズトン!と落とされる気分です。
しかしながら、これはあくまで私の感情論。
勝手な欲望に過ぎません。
実際は、それで実際に競馬が盛り上ったり、レースが成り立ったり、現場の方の経営努力であったりすることは理解します。
誰が何と言おうと、そういうシステムがあるのですから。




でも、いざとなると・・・、やっぱり寂しいなぁ~。。。。。







それでは、また。









<P.S.>

来週は「浦和記念」。
我らが名古屋のキングスゾーンが出走します。
このレースは、キングスゾーン関係者が当初から今年の最大の目標としてきたレース。
狙って!走ってもらいたいですね!!
鞍上は、名古屋のカリスマ吉田稔騎手のようです。
さらに期待も膨らみます。
それにしても、前走「JBC」での最後の直線のあの下がり方は、少々心配のタネ。
”らしくない”負け方だったようにも見えました。
杞憂であることを願いますが・・・・・。
がんばれ!キングスゾーン!!






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