えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

汗まみれのシャツ

2005年06月27日 20時00分17秒 | 幸せ
 前の職場で上司だったFさんは今、熊本の山村にお住まいです。
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 昨日の日曜日は集落の草刈デー。集落内の道路、河川のノリ面、二つの峠道の草を毎年4月、6月、9月の3回刈る行事です。

 各戸から一人ずつ参加するのが決まりで、都合で参加できない場合は3000円支払わなくてはなりません。50代は「若きゃーもん」、60代は中堅、70代は「まだまだ現役」という土地柄ですが、子供と同居していない80歳以上の世帯はさすがに草刈を免除されます。

 草払機を持って集合したのは女性4人を含む24人(最盛期は40人以上が参加したそうな)。白髪頭が圧倒的に多く、逆ピラミッド型の年齢構成がはっきり見て取れます。さほど遠くない将来、参加人数はさらに減り、草刈を続けるのが難しくなるかもしれません。過疎地は、こうして益々荒廃していくのでしょう。

 午後2時に始めた草刈が終わったのは午後6時過ぎ。30℃を越す中での作業で、シャツは絞れるほど汗で濡れています。急いでシャワーを浴び、公民館で開かれる「反省会」に出席。

 別に何かを反省するわけではなく、ビールや焼酎を飲む単なる慰労会です。アルコールが入るにつれて、みな再び元気づき、宴は深夜に及びました。よろよろと千鳥足で帰っていった爺ちゃんたちは、今朝も暗いうちに畑に出ています。

 日本という大木の根っこの毛細管の役割を果たしている勤勉な人たち…。少し胸が熱くなりました。

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コメント (2)
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