えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

鈴木健二「気くばりのすすめ」

2021年09月26日 14時46分18秒 | 本・セミナー
 みなさん こんにちは

 「真面目に一生懸命働いてくれているし、会社の成長も考えている。しかし気が利かない。」、そんな社員に最適だろうと、鈴木健二さんの「気くばりのすすめ」を買い求めました。この本は当時NHKアナウンサーだった鈴木さんが1982年に出版。文庫本を含め450万部の大ベストセラーに輝いた本です。天邪鬼なので、あんまり人気の出た本は敬遠するたちで、気になりながらも目を通すことはありませんでした。今回、偉そうに社員に気くばりを持ってもらおうと、まずは読んでみました。

 ・人間関係の基本は人を理解しようとする心。
 ・民主主義は相手の話を親切に聞いてやること。
 ・経営のコツは聞くこと。松下幸之助は一年が終わったら帳簿を社員に見せて、
  この利益で何をしようかと問うた。
 ・うずもれた才能を発掘するのが、上に立つものの役目。
 ・雑然とした仕事をけっして嫌がらずにこなしていった。
 ・南無阿弥陀仏の南無は信じると言うこと。阿弥陀如来の浄土が極楽浄土。
  仏様の浄土が霊山浄土
 気くばり、人間関係のコツは、まずは相手の声に耳を傾けることなのでしょう。
  
 半面、時代を映していたけれど、今は様変わりなこともあります。
 ・今の日本の経済が世界の先進国の中で一頭地を抜いているから、アメリカ企業がかすんで見える。
 ・20世紀の終わりごろには日本人の所得が世界でナンバーワンになる可能性がある。
 ・日本人の百人中百人が話すことが苦手と答える。
 ・電話の便利さにかまけて手紙を書く習慣を失った。(今はSNSでの発信)
 
 また、女性蔑視の発言も目立ちます。
 ・美人を無視してブスに話しかけると、ムラムラと嫉妬して寄ってくる。
 ・女性のことを心情と情緒を持っているとしたうえで、考えることがあまり得意でない。
 ・女性独特の見栄と打算と狭いものの見方。
 今だったらどれほどたたかれていることでしょう。当時は400万部も売ったのに、世間からの批判はありません。40年前は、これが社会の意識だった? 当時の私も「ふむふむ」と相槌を打っていたことでしょう。

 題名通りの「気くばりのすすめ」というところも多くありました。しかし処世術はたまた世間への愚痴を集めた本、そんな風にも感じました。40年たった今だから思ってしまうのでしょうが。その彼に読ませたらよいかどうか迷うところになりました。

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