レバノン戦争と満蒙開拓団

　能登のみなさん　こんにちは

　古河潤一さん主宰の『映画のかけら4＃』(8月10日、JR環状線野田駅前のライブバーまがゆら）を観てきました。上映されたのは1982年制作のドキュメンタリー映画「レバノン戦争WHY?」と戦前に作られた満蒙開拓団の啓蒙映画「御稜威に副わん」

　レバノン戦争の方はパレスチナ赤三日月社制作で、レバノン戦争で空爆を受け倒壊するビル、そこから救出される子どもら、焼け焦げた死体が映し出されます。今まさに、パレスチナで起きていることと思うと、少なくともそれから40年間も続く惨劇に、圧倒されます。イスラエルのガザ虐殺を止めないといけません。

　御稜威とは「みつい」と読み威光のことです、ここでは天皇の思し召しに添って、満蒙を開拓しようとの意味です。開拓団では軍事教練もあり、まさしく屯田兵のごとく、満蒙の地に進駐し、開拓と同時にソ連への盾とする当時の日本政府の戦略でした。ヨルダン川西岸のイスラエルの入植者が思い浮かびました。

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