みなさん こんにちは
12日の日曜日に大阪生野・在日韓国基督教会館(KCC会館)で開かれた映画会「まだ視ぬアーカイブを可視化する」(青丘文庫研究会、神戸映画資料館主催)を観てきました。
「『大阪大空襲と朝鮮人』鄭末鮮さんの証言」 、戦前、旧国鉄福知山線の改修工事で亡くなった朝鮮人について描く「『宝塚と朝鮮人』朝鮮人追悼碑」、第二次世界大戦直前の朝鮮人の学校生活や家庭の様子を一人の小学生の目を通して綴った「授業料」の3本立て。それぞ制作者や当事者らのトークや解説がありました。私は遅れて行き、後の2本のみ鑑賞しました。没後10年 高仁鳳の軌跡~ソウルと大阪の狭間で~ 」(3月4日、大阪・生野区民センター)で上映する映像監督で、近頃は高さんが夢にまで出るという金稔万さんが撮影・編集した1本目が観られず残念でした。
1940年に児童向け映画として朝鮮で制作された「授業料」は、当時の小学4年生の作文をもとに作られていて、ドキュメンタリーに近い児童向け商業映画です。貧しくて授業料を払えない男の子が、授業料の納入日に学校に行きづらくなり休んだり、24キロも先の叔母宅まで歩いてお金を工面しに行く姿。級友が「友情募金」を作ってくれた話。数か月も便りのなかった親から手紙が届きお金まで入っていて安堵する様子。これからも一所懸命勉学に励むとの決意。友情や辛苦惜しまぬ生きざまを薦める啓蒙映画です。そこには圧倒的な対立や悪は存在しません。日本による朝鮮半島支配の背景を考えながら見ると、この映画の評価は違ってきます。
その映画会で高仁鳳さん没10年集会の案内をさせてもらいました。戦前に日本で生まれ朝鮮に帰り、朝鮮戦争に巻き込まれた高さんのお話をすると、すすり泣く方もいらっしゃいました。
「没後10年 高仁鳳の軌跡~ソウルと大阪の狭間で~ 」
日時 2023年3月4日(土)午後1時半開演~午後4時半
場所 大阪市立生野区民センター(リゲッタIKUNOホール)
こちらからお申し込みください
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