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局地的に雷雨を伴う激しい夕立に毎日のように見舞われ、ほとほとイヤになりますね。というのも蕎麦の播種適期になっているのに、なかなかトラクターが畑に入れません。ようやく先日少し出来ましたが、昨年までは乾燥しすぎて発芽するかどうか心配したりしていたのに、今年はその逆で農業は天候に左右されながらやっていくものなんだなと改めて感じています。兄の予測では、8月中に撒けば終了に影響しないということで、あまり慌てる様子ではありません。そして、9月になれば秋野菜、冬野菜の作付けになりますが、野菜作りは土づくりが一番大事だということで、完熟堆肥を分けて貰いました。野菜が良く育つ土は、水はけが良くかつ肥持ちや水持ちが良く、養分バランスが整っている土と言われますが、そのためには、質のいい堆肥を入れて根が貼りやすい状態にすることによって元気な茎、葉を作って病害虫にも強いものにするのが理想的な野菜作りと言われています。分けて貰ってきた完熟堆肥は、肥育牛経営の方のもので、敷床におが屑を大量に入れ、それに鶏糞や微量要素を加え、ペーハー調整などを行い切り返しが十分されたものです。この堆肥は、有機物中の有害物質が、微生物により完全に分解され有効成分に転換されているそうで、腐熟したサラサラの堆肥はほとんど匂いもしないものでした。今、糸島の野菜が新鮮で美味しいと注目されていますが、ややもすると畜産公害と言われる糞尿をこうした土壌改良剤として糸島野菜のブランド化に貢献するために努力されている姿は、素晴らしいものですね。