これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
書いてありません。
読みやすさを心がけて書いています。
読んでみてください!!

乃南アサ「しゃぼん玉」を読んで

2005年04月28日 19時44分48秒 | 読書
 自暴自棄になって、通り魔やコンビニ強盗していた主人公が
逃げ込んだ田舎の街で更正していく話なんですけど
読んでみて面白くないわけではないけれど
なにか釈然としないようなもやもやの残る感じでした。

 この前読んだ「Im sorry、mama」もそうなんですけど
主人公がダメ人間すぎるとイライラしてしまっていけません。
ひどい事しといて、自分が痛い目にあうとものすごく怒って
もうこんな人生いやだ、みたいなことを散々言っているくせに
人を傷つけて生き延びようとするし、本当にムカついてきます。
他人に迷惑かけないで自殺しろよ、と作り話なのにムキになってしまいます。

 それにこれも共通することですが、出生や両親に問題があったりして
それをくどくど書いて同情をひこうとする感じも嫌いです。
(筆者がどういう意図で書いているかはわかりませんが・・・)

 たぶん不良っていうのが全く好きじゃないんでしょうね、
芸能人がトーク番組とかで
自分が若かったときの不良話を自慢げに話しているのをきいているも
なんかムカつきますもん。

投票ボタン

blogram投票ボタン