これが私の生きる道

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THE SHAMPOO HAT 「風の吹く夢」

2014年09月13日 00時34分38秒 | 演劇
今日は舞台を観に行きました。
会場はスズナリで、何だかよく来ているイメージです。
早割の自由席という3500円の
通常指定席よりも800円安い席です。
自由席は1番前の席で
長時間座っていると体勢の問題で
お尻やら腰がとても痛くなります。

しかし長所もあって1番前なんで
人の頭が邪魔にならずに
更に役者さんが近くに見れるので
好きな俳優さんが出てくるときには特に嬉しいです。
あと指定席だと隣にすごく太った人や体臭のきつい人がいた場合に
逃れようもありませんが
自由席だったら万が一、そういう人が隣に来たら
他の席に動けばいいだけだから
リスクヘッジになります。

上映時間は110分で、お尻がすごく痛くなりましたが
体感的にはもう終わりなの、っていう感じでした。
爆発的に話が動くとか爆笑するとかいう感じではなく
途切れなく笑っていられる印象です。
あらすじも書きにくくて自分的には
冷蔵庫を手に入れる道中で様々な人々に出会うロードムービー
っていうのが合うのかなぁと。

そこで元奥さんやスナックのママ、ホステス、殺人予告する同僚の弟などと
出会って、一見普通の人たちなんだけど
それぞれ聞いている人のことはさておき
自分の話したいことを延々と話し続けるんですね、
会話ではあるんだけどコミュニケートされてはいない、
皮肉なことに今書いているこの日記や
ツイッター、フェイスブックもつながっていると思いきや
その実、一方的につぶやいているだけ、
それと変わらないなぁとそんなことを感じました。

主人公は土木作業員で、自分も現場作業の人によく会うもんで
この仕事のあるあるみたいなものはよく分かりました。
実際に飲み物というとコーヒーを買っておけば大丈夫、
というのはあります。
自分はコーヒーがあまり好きじゃないんで
他の飲み物がいいんですけど
希望を言わない限り、渡されるのは間違いなくコーヒーですね。
あと色つきサングラスを掛けた大将みたいな人、
よく見ます。

元奥さん役で黒沢あすかさんが出ていましたが
数年前に本谷さんの舞台に出るというので楽しみにしていましたけど
病気降板されてそれ以来、舞台に立つのを観るのは初めてで
出演時間はそんなに多くはなかったんですが
やっぱり雰囲気がありますね。

駒木根さんはニートで、明日無差別殺人してやると
うそぶいているんですが
彼が言っていることは支離滅裂なんだけど
核心を得ている所もあって
一生うだつの上がらないこの生活が続くくらいなら
こういう事件でも起こして有名になった方が
もしかしたらいいんじゃないか、って
分からないでもないです。

家族なんかはすごく大変なことなんですが
本人はまず死刑だろうから出所後のことを考えなくてもいいわけで
報道を通して自分のことを大多数の人にアピールすることも出来て
様々の人たちが分析までしてくれるわけです。
今まで誰も相手してくれない生活からは一転するわけで
それだけで人殺しの動機になる位の力はあると思います。
おそらくそういう事件が増えてくるでしょう。

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