二泊目の山小屋オーレン小屋。
入ったところは受付とこの談話室になっている。
食事の後なんかにみんなワイワイここで情報交換なんかをして楽しい場所。
この小屋には乾燥室が無くここにぶら下げて乾かすようだ。
談話室の窓から外を見たらこんな感じ。
少し先にテント場がある。
強清水も湧いている。晴れたら散策も楽しいだろう。
これがオーレン小屋名物の「桜肉のすきやき」
私は初めて食べたけれど、思っていたよりずっと柔らかくクセがなく美味しかった。
翌日、五時半から朝食と言われていたので五時に目覚ましを合わせて眠った。
翌日朝「朝ごはんの用事ができていますよ!」と何度も大きな声で起こされた。
ウヒィィ(;゚;Д;゚;)ィィイィ!! ビックリした。
寝過ごしたかと飛び起きて顔も洗わず食堂に行った。
あれ?!まだ五時だ。 (ΘωΘ)???
団体さんの予定に合わせて他のお客さんも五時に朝食となったようだ。
あかんやん、五時半からって言われてみんなそのつもりにしていた。
あかんやん、みんな段取りがある。予定変更は伝えておかなくては。
ちょっと他にもオーレン小屋の印象はイマイチだった。
あ、でも檜風呂は良かった。
大きなお風呂にたっぷりのお湯で清潔でとても気持ち良かった。
気を取り直し、最終日出発
夏沢鉱泉に向かう。
川、苔、新緑がすばらしい。
何度も立ち止まった。
ここでは長い時間眺めて過ごした、動きたくなかった。
↓木にぶら下がっている草がおもしろい、調べてみた。
「サルオガセ」
樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣。
ブナ林などの落葉広葉樹林の霧のかかるような森林の樹に着生する。
とても面白い(≧▽≦)
この旅では毎日雨が降り、又 青空にもなった。
霧が流れ、苔が生き生きとして とても美しかった。
夏沢鉱泉に到着
ここでこの先徒歩20分ほどの場所の桜平までタクシーのお迎えを電話で頼んだ。
時間調整にこの小屋で休憩。桃のシャーベットを食べた。
桃をくりぬいた中にシャーベットが入っていた
夏沢鉱泉、川の水が赤かった。
もう帰らなくてはならない。
この美しい森とさよなら、名残惜しかった。
桜平の駐車場まではタクシーが迎えに来てくれる。
あぁ!こんな時期に桜!!
山は雪がとけてやっと春になったんだなぁ。
そして駆け足で夏がやってくるんだ。
タクシーの運転手さんに教えてもらって蓼科湖の小斉の湯に行った。
ヽ(*´∀`*)ノふぅ~
久しぶりに石鹸で身体を洗い、シャンプーで髪を洗った
ドライヤーで髪を乾かし、たっぷりと化粧水を塗り
乳液を塗った。
ハァ~!!気持ちいい!!生き返った!!
小斉の湯で美味しいお蕎麦屋さんを教えてもらった。
蓼科湖畔の「やまなみ」
玉子焼が美味しいそうなので注文♪
うん!!(〃)´艸`)オイシー 私の好きな 甘くない玉子焼
天せいろ 地元の人に聞いてよかった。
山から下りてきて、温泉に入って美味しいものをいただいて幸せ
窓の外は雨がきつく降っている。
せっかくの蓼科湖だけど散策もできない。
バスまで1時間以上ある (-д-;)どうしよ
お店の人にこの近くに喫茶店が無いか聞いた。
シーズンオフの雨の平日。開いているところが無いと・・・。
途方に暮れているとお店の人が
「待っててください、コーヒーはないけどとっておきの物を持ってきます」厨房に入ってった。
持って出てきたのはこれ↓
お母さんが花梨を絞って作ったシロップ、それをお湯で溶いてきてくださったのだ。
バスの時間までどうぞゆっくりしてくださいって。
(*´;ェ;`*)ありがと
甘くて温かくていい香りがして、幸せな飲み物だった。
私は忘れない、いつかきっとまた訪れよう。
茅野駅16:10発大阪行きのバスに乗った。
夕食用に駅弁を買っておいた。
バスの乗客は6人!!!
好きな所に座っていいですよって
二人席に一人でのんびり座った。
夕暮れの諏訪湖を眺めた。
楽しかったこと、怖かったこと、美しい森や苔・・・
色んな事を思い出し、ウツラウツラ・・・
買って帰ったもの。
赤岳鉱泉で買ったてぬぐいオリジナルグッズ センスいい!!
同じく赤岳鉱泉のバンダナかわいい
これは憧れの赤岳頂上小屋にしか売っていない登頂記念のてぬぐい。
切り絵がかっこいい、宝物だ。
( ̄∀ ̄)欲しかった行者小屋の人気のTシャツ
やった!買ってきた!
そして私の老後の楽しみ( ´艸`)ムププ
山バッヂ赤岳・横岳・硫黄岳 登った山の全部買えた。
金曜日の夜行で大阪から茅野へ
6/7土曜、一気に赤岳展望小屋へ!えげつない登り!展望小屋はいい小屋だった。
6/8日曜、赤岳に登頂、怖かった横岳、硫黄岳の縦走、オーレン小屋泊。
6/9月曜、桜平に下山、蓼科湖に移動、温泉、食事、茅野駅16:10のバスで大阪へ
23時頃新大阪に到着。大きなリュックを担いで乗りなれた快速に乗った。
朝は八ヶ岳の山の中に居たのに、夜にはもう大阪の街に居た。
コタちゃんに会いたい、早く家に帰ってほっとしたい、いつもの毎日も大好き。
でも心のどこかでもう山に行きたくなっていた。
赤岳、本当に行けるかどうかわからなかった厳しい山、心配だった。
私にとってチャレンジだった。
ヽ(*´∀`*)ノ やった!無事登頂!