オクトシティー正直村

おかしいな?変だな?と思った事を綴った駄文

台風15号の教訓

2019年09月11日 | Weblog

私千葉県民です。

 台風15号で只今停電の真っただ中です。停電になって思ったのですが、一番頼りになるのはマイカーです。台風の余波で猛烈な暑さなのですが、車の中はエアコンが利きます。停電でテレビもラジオもお釈迦なんですが、車の中は健在です。そして、スマホやモバイルルーターの充電もOKです。まさに救世主の活躍ぶりです。燃料さえあればこの環境がずっと維持できます。頼もしい限りです。これこそ文明の利器だと思います。(9月9日)

この環境でネットは全くダメです。

 私の使っているソフトバンク、ドコモ、AUすべてデータ通信は機能していません。原因が何だか解りませんがとにかく事実としてつながっていません。ソフトバンクの電話はかろうじて通じました。あくまで個人的な見解ですが、いざという時にネットがあてにならないことを痛感いたしました。通信ネットワークって脆弱なんですね。何とかしてこの脆弱性を克服しなければならないと声を大にして要求したいと思います。(9月9日)

車でテレビは視聴できたのですが、

 肝心の情報は何もない。定時のニュースでしか台風情報は流されていない。私の最も欲しかった情報は停電がいつ回復するかであったが、あちこち探しても通常の決まり切った放送ばかりで、役には立たない。テレホンショッピングとかドラマとか娯楽番組が流れていると腹立たしいを通り越して怒り狂ってしまう気持ちになる。もっと視聴者の側に立った放送ができないものだろうか?せめてローカル放送だけでも…。(9月9日)

未だに停電である。

 台風のもたらした熱気で部屋の中はムンムンである。しょうがないので明るいうちから食事の用意を済ましてワインを飲みながらわずかな明かりの下でこのブログを書いている。LEDの懐中電灯にレジ袋をかぶせると即席の電球になる。真っ暗な中では十分照明の役目を果たす。いざという時には是非活用してもらいたい知恵である。ちなみに、停電から冷蔵庫は締め切ったままである。未だに中は冷蔵・冷凍状態である。(9月10日)

いつになったら停電が終わるのだろう。

 本当に電気が大切なことを思い知った。半面、いかに電気に依存しきった生活をしていたんだろうと反省しきりである。今回は水道とガスは健在で、料理をするのに問題はなかったが、これまでが途絶したらとんでもないことである。今回はまだましであったと喜ぶべきかもしれない。我が家の台風の被害はそこそこあったが、他家に被害を及ぼしていないのは幸いである。あちこちからいろいろな被害のニュースが流れてくる。(9月10日)

この界隈でも被害続出のようである。

 この辺りはまだましな方であるようだ。我が家ではキゥイ棚が倒れたし、屋根のTVアンテナが倒れたし、松の木が倒れたし、家庭菜園のフェンスが倒れた。幸い、我が家は隣家に囲まれているし、家の窓はほとんど雨戸がついているので、暴風雨には耐えることができたし、何かが飛んできても防ぐことができたようだ。暴風雨の最中はまるで洗車機の中のようであった。車庫の屋根は少々不安だったが、結果として持ちこたえてくれた。近所で車庫が壊れたという情報はあちこちで聞く。(9月10日)

とにかく停電で、

 道路の信号機も作動していないし、あちこちで倒壊や破壊が相次いでいる。よって、本日は私はどこへも出かけていない。家にあるもので用を済ましている。日曜日に買いだめしていて良かった良かった。今はまるで蛍雪の功の心境だが、この薄暗がりもまた乙なものである。そして秋の虫の音がかすまびしい。それにしても暑いなぁ。早くこの台風の余波が終わってしまわないものかと期待するばかりである。(9月10日)

ちなみに部屋の照明の工夫について書いておく。

 参考にしていただきたい。簡単なことであるが、懐中電灯を白色のレジ袋で覆うのである。光が散乱してそこら一帯を明るくしてくれる。ただし、懐中電灯の光は前方に集中しているので、その点灯部分にアルミ箔をくしゃくしゃにして張り付けるのである。底の部分は黒くなるが、光がより散乱して全体が明るくなる。ちょっとした工夫だが、効果は抜群で照明では苦労しなかった。我が家の電池は全てが充電式で、あらかじめ充電済みだったので助かった。(9月11日)

もうひとつ、ラジオである。

 我が家はデジタルラジオで、毎日のように使っているが、USBの充電式で、電池は内蔵していない。ところが、100円ショップで乾電池式のUSB電池ケースが売っているのである。これを使うと充電池が切れても電池さえ入れ替えれば永久に使用できる。電池が充電池ならなおさら電池代がお安く済んでしまう。我が家の情報収集はもっぱらこのラジオだったし、娯楽もこのラジオだった。つけっぱなしでも十分電池は持った。(9月11日)

次に重要なのが自家用車である。

 自家用車はエアコンもあるし、テレビもラジオもあるしオーディオも聞けるし、スマホやモバイルルーターの充電もできる。とっても優れものであることを再認識した。当然燃料さえあればどこへでも移動できる。雨風もしのげるし横になって寝ることもできる。NHKで公共の充電サービスの場所をラジオでしきりに放送していたが、車でも充電できることをまずは知らせた方がいいのではないか。それよりもこの地域はスマホを充電しても停電のためネットが全て圏外であった。中継局の電源がダウンしているのである。(9月11日)

停電して三日目である。

 何もすることがなくて、部屋の中にハンモックを吊って避暑地気分だが、退屈でたまらない。しょうがないのでいつもの日課でウォーキングに出かけた。猛暑の中汗だくではあるが、郊外は気持ちいい。時折吹く涼風に気分が安らぐ。道端に鋭利なトタンやプラスチックの破片が落ちているが、これが暴風で飛んで来たら危険極まりないと再認識した。また台風の被害があちこちで散見されたが、感心したのは途絶した道が農道であったがすべて開通していたことであった。担当の方は大変な苦労であっただろうが、感謝感謝である。屋根が吹き飛んだり建物が倒壊したりした方々には心からお見舞い申し上げる。(9月11日)

ここで、一呼吸おいて、

 9月11日夕方我が家にも電気が通じた。やはり電気は大切だ。いろんなものがすべて復活した。ただし、屋根のテレビアンテナは倒壊しているので地デジは見ることができない。でもネットテレビで十分である。スカイツリーもできたことだし、今度はテレビアンテナは屋根のてっぺんにしないで軒下にひっそりと建てたいと思っている。モバイルルーターは通信が復活したら一度再起動した方がいい。そのままだと圏外のままである。台風15号のもたらした数々の教訓に感謝しながら筆を置く。(9月12日)


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