宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

京北は今が満開。

2014年04月16日 | 京北町のこと
仕事柄、4月はじめの京都市中心部での桜の見ごろの時期は
残念ながら車中からの花見ならぬ花眺めとなる。

ところがこっち(京北町)では幸いなことに少し遅い春の訪れが
今まで出来なかった“花見”を実現可能としてくれる。

今は車で数分のところの『宝泉寺』枝垂れ桜がまさに見ごろ。






花見の席も。

暖かく風もない日なので気持ち良さそう。

空の色がよくないのは黄砂のせいか。。。

でも本日も桜三昧が出来た。




駐車場へいく道の脇には土筆(ツクシ)の群生。


おびただしい数の土筆だったがすぐには処理ができないので収穫はあきらめる。。。_| ̄|○
(鞘(はかま)を丁寧に取るのはけっこう手間、、、)



お昼は地産(自家栽培)蕎麦粉でのお蕎麦が食べられる『京蕪庵』にて。

暖かかったのでテラス席で田園風景を眺め、カエルの鳴き声がBGM。




そして道の駅『ウッディ京北』の脇の弓削川畔の桜。

ここも今が満開。






走る先々にいろいろな桜が咲き競い、そちらもお腹いっぱい。

今年はたくさんの桜や春の花を眺められている(^_^)v

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栃本の桜並木と高雄の山躑躅

2014年04月13日 | 京北町のこと
春もようやく本番。
さまざまな花達が一斉に存在を示すように色を呈してくる。

四条通りの梅津段町の西の方に1本、毎年かなり気の早いソメイヨシノがあって
そこが咲きだすと桜の季節が来たと感じてくる。

梅はもちろんもう少し早いが、沈丁花が香り出し、木蓮やミモザが咲き、雪柳が蕾を付けてくる。
同時に枝垂れ桜が咲き始め、レンギョウの黄色も冴え、
桜の存在と同じく春の訪れを感じさせてくれる植物たちだ。


そして今年は移り住んだ京北町での始めての桜の時期を迎えた。

週末に満開となった上桂川沿いの桜並木。
百数十本の桜が咲きそろった。

















並木の対岸の広場には数台の車があって家族連れがお花見。

でもこっち並木側の道はこれだけの並木なのに貸切状態w

贅沢でゆったりまったりとした時間を過ごす。



並木に並行して川の近くには雪柳もけっこう気合いを入れて植えてあるが
昨年の台風の増水の為か八橋風の渡り板が途中で切れてもったいない状態。

  


道路脇少し高台になっているところ、
廃校となった小学校にもそれはみごとな大きな桜が
春霞が風にたなびくように何本もゆっさりと揺れていた。




そして、facebookのカバーにも載せた西明寺裏の山躑躅。
圧巻の斜面である。


これは4/10。




そして2日後↑は天気も少し曇り、光の量が違うせいか色がまた違って見える。


おまけで我が家の満開の木瓜(ボケ)。

 
木瓜の蕾はふっくらまんまるだが
咲くと結構な存在感。色も鮮やかで目を引く。
我が家の彩り植物第一号♪


裏山のふもと(母屋の脇)、あちこちにある鹿のフンの間からw紫の花がにたくさん咲いていた。

調べたら、“姫蔓日日草(ヒメツルニチニチソウ)”。
キョウチクトウ科で血圧を下げる効果のある薬草らしい。
乾燥させて将来に備えようか。。。(´ω`;)




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東へ西へ

2014年04月06日 | 季節
仕事で京都市内はあちこちと移動する。

今日も東は真如堂、そして嵐山へ。

桜はどこも見ごろ。川端も美しい。

で、真如堂。





なんか京都の定番風景のようになってしまったが

やっぱりきれいな物はキレイ。










そして嵐山へ。

混雑を覚悟して早めの出発。

寒すぎるせいか、午前の早め時間だったせいか

思いのほかスイスイと(^_^)v







そして仕事先に咲く、施設エントランスの三椏の木。





桜ももちろんだが季節になるときっちりと咲くその規則性。

昨年の大雨のようなトラブルはあったが

今年も無事に春を迎えられた喜びと生命を感じる。



そして予告写真。

高雄へ向かう162号の途中。

槇尾山西明寺(マキノオサン サイミョウジ)の北側の山肌に

山躑躅の群生を眺めることができる。

ここは満開までもう一息。斜面が濃いピンク色に染まるらしい。





今週後半が見ごろかな。


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京都桜便り@川端五条(早咲き遍)

2014年03月29日 | 京都の桜
京都も開花宣言が出て数日。

まだ蕾だけの木も多いなか、

ここ川端通五条~川端通正面通までの鴨川沿いはもうこれだけ咲いている(@_@;)






ほぼ満開だがまだ咲き始めなのでもう少し楽しめそうなエリア。

川端五条よりも北の桜は種類が違うのか、まだまだの感じだが

今日も暖かかったので明日の日曜にはそちらもほろほろと咲き始めるだろう。

川端通りの桜前線上昇中といったところ。







レンギョウは満開。黄色がまぶしい。















 


 




まだ人も少ない川端通の散歩道、

桜の下で仲良く手を繋いで散歩を楽しむ老夫婦がほのぼの~。









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里山での楽しみ

2014年01月24日 | 京北町のこと
季節や風景を楽しむだけではない京北。
こっちに居を構えたのにもうひとつの意味がある。





じゃじゃーん!











はろー♪馬たちw


今年の干支だからの取材ではないw

お天気がよかったので外で運動しているかと行ったが
朝は地面が凍っている為にまだ外の馬場は使わないとのこと。

装蹄(蹄鉄の交換)を見ていたら
装締師さんのお尻をパクリw
(師はイテッと悲鳴をあげる)

   


その後何もなかったようにポーズ。

   





こんなコ(少し体高が低い馬)や




こんなイケメンもいる。(競走馬やと思う)

   


うちから15分ほどで行ける。
乗用馬は10頭ほどいるらしい。
もうちょっと暖かくなったら乗りにいこ♪


広い敷地で休みにのんびりできる場所ゲット。





場所は『高宮ライディングパーク』。

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キラキラ☆

2013年12月29日 | 京北町のこと
一昨日、昨日の降雪から今日は一転快晴の京北。

日差しを受けての景色も美しかったので
珍しくのブログ連投w
山が銀色にキラキラと光っている。

 


 


 


山の斜面、日陰の部分はまだ雪が残っている。
上桂川は雪解け水をたたえて水量が若干多い。



  
   ↑細い支流が本流に流れ込む場所


  
   ↑樹の着雪はお化粧をしたよう。






日差しを受けた土手の芝からは水蒸気が立ちのぼる。







 



今日は餅つきと門松作りw
近所の人達とのまったりとした時間。





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銀世界~~♪

2013年12月28日 | 京北町のこと
昨日から降った雪、深夜から本降りとなって朝は一面の銀世界。




今日は宇津地域(いわゆるご近所)の朝市なので
ご近所の自治会や地域の組合のおじさまたちとの話で楽しんできた。








我が家の屋根も雪化粧。



道はまだ解けて通れる程度。
畑の確認に来ていたお兄さんたちに聞くと市内街中から162号の笠トンネルを抜けたら別世界だそうだ。
北野白梅町あたりからだと30分程度の場所なのに。。。

寒いけどこの美しい世界は地元の人も楽しんでいる様子。
暖かい具だくさんの豚汁をいただきながら
話していたっけ。『この辺りの雪や寒さは大したことないよ』とw


買わなきゃ~と思ってた雪上用の長靴。
今日、錦市場の帰りにでも。




でもほんとに美しい世界。






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小野郷 岩戸落葉神社

2013年11月28日 | 京北町のこと
ちょっと遅くなってしまった。。。

笠トンネルを南に抜けた小野郷にすごい公孫樹があると聞いて
行く機会を狙っていたが、一番きれいな時期をややはずしてしまった。

山はもう晩秋の枯れ色となってきている。


黄金色に色づいたイチョウの木も撮りたかったが、
タイミングを逃して落ち葉の方へシフトチェンジ。






神社の境内はイチョウの落葉で黄金色の敷物を引いたよう。

神社は『岩戸落葉(イワトオチバ)神社』という。
岩戸社と落葉社の二つの社が並んでいることからそのように言うらしい。

        

源氏物語の“柏木”の妻だった女二宮が別名を“落葉の宮”といい、
柏木没後未亡人となった落葉の宮がこの小野の山里でひっそりと隠棲していたという話。
もちろん架空の人物なのだが、この落葉社の御祭神が落葉の宮とのこと。
紫式部もこの地を訪れたのだろうか。


正面鳥居の周囲も黄色い絨毯。

  

  

  


拝殿の周囲も真っ黄色。




数日前ならこの落葉ももう少し輝いていただろう。
少し色あせてはいるがそれでも十分この社の不思議な空気感を染め上げていた。






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嵐山 秋の保津川2013

2013年11月26日 | 季節
9月の台風の影響を激しく受けてしまった嵐山。
でも渡月橋周辺の旅館はすっかり復旧して多くの観光客を迎えているようだ。

今が紅葉の見ごろ。(宝厳院はもうちょっと楽しめる)
渡月橋上流の保津川沿いは気温が下りやすいせいか嵐山のお寺や公園よりもやや早いかもしれない。

保津川上流にあって台風の影響をもっとも激しく受けた星のや京都さんではあるが
数日前に撮影のための着付仕事があり久々に保津川をのぼった。
ただ残念ながら来年2月まで休館を余儀なくされている。





      

      


川面に映る紅葉の山景色も美しい。
星のや京都さんは秋のこのシーズンには修復が間に合わないのと
新しい設備も付加するための休館とのこと。
新年2月のリニューアルオープンが待ち遠しい。
きっとさらなるパワーアップでお客様を迎えるのだろう。

撮影に使う館内の場所は地面の落ち葉も風情がある。


        




・・・ん?ちょっと落ち葉がお行儀良すぎるような。。。


           

・・・こういうことでした。撮影だしネ(^v^)


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美術館巡りと韓国定食と

2013年11月21日 | 京都風景
秋の美術館巡り、数日前だが
忙しい今月は1日でまとめて三ヶ所を回った。

竹内栖鳳展」(京都市美術館)
「京都市美術館開館 80周年記念展 下絵を読み解く~竹内栖鳳の下絵と素描

       


皇室の名品 ―近代日本美術の粋」(京都国立近代美術館)
     


―神坂雪佳と江戸琳派―」(細見美術館)
       


竹内栖鳳展にもっとも時間を使ってじっくりと。
以前に住んでいた嵐山の自宅はすぐ北に竹内栖鳳の別荘「霞中庵」があって
今はもうほかの団体の物となってしまったが、邸宅があった。
そのせいか作品も常々観たいと思っていたので念願がかなう。

日本画の描写だけでなく西洋の画風も取り入れ
旅行をよくした栖鳳ならではのモチーフ、画法で繊細さ、大胆さ、迫力、精巧な写実など
とにかくあれだけの作品を観ていてほんとに飽きずに観ることができた。
人よりもはるかに動物の描写が多い。
ライオン、象や虎、猫・犬・雀・家鴨・ウサギ・・・
単体だったり集合だったりだがそのほとんどにそれらとはちょっと異質なような気になる物が
絵の中に見えることが多かったのは印象深い。


併設されていた「下絵と素描」もさらにその確かな技法を裏付けるスケッチや下描きがみられた。
資料としていた写真集、構図決めで書き直した跡や栖鳳のメモ書きも下絵の中にあり
あたかも横で描いているような臨場感も持てた。

よく歩いての美術館巡り、お腹もしっかりすいて
ランチは“ピニョ食堂”。
川端仁王門通りの角にある小さなお店。

    

    

    



メニューはこんな感じ。

       


薬膳のような身体に優しい食事。



岡崎も今が紅葉ピークです。


   





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