宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

2012年平野神社の桜

2012年04月12日 | 京都の桜
2012年平野神社の桜


今年は4月に入っても寒い日が続いた。
じりじりと待ちながらようやく仕事へもカメラを積んでいく気合が入ってきたので、
天神さん近くへの着付に伺った際のいつものことながらついで寄り。

ここ平野神社は今日がすごそう。
撮影日は4月10日。あとちょっとで満開という日でした。




↓ ぜひフルスクリーンで!y(^ー^)y
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お迎えの様子

2011年09月21日 | ちゃこ(=^・^=)
夏場は北側の窓を網戸にしておくと家に風入って気持ちがいい。

窓際に椅子をおいていたら私の車のエンジン音で
出迎えてくれるようになった。

しかし、、なんとも無表情でそれがまたおかしいw

   


ぼわ~っとこっちを見てから私が玄関に向って歩き出すと
急いで先回りしている。


いつもはタタキで伸びをしているがこの時は何故か立ってお出迎え。エライエライw



   



この玄関の戸のレールから外にはなかなか出ない。
こっちが出るなよ~~と意識しているのが伝わっているからか。
間違いなくこっちが気を抜いたら出るだろう。

今までに数回ここから脱走しているが
意外と遠くには行けない怖がり屋。
懐中電灯で探していると玄関の前に座ってたりw

運動神経がいいんだか悪いんだか
飛び移る際に目測をあやまってずり落ち数回。
でも、彼のお陰で家で爆笑することが増えたのは事実。
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外に出られなくて暇だにゃ。

2011年09月04日 | ちゃこ(=^・^=)
昨晩の台風による大雨で庭の排水溝が間に合わず、
一時的にため池のようになってしまった・・・
その後も雨はしとしと降り続け、池状態は解消したものの
びしょぬれの庭では当然外で遊べるわけでもなく・・・














声を掛けると・・・













やおらおおあくび













何してんの?















やっぱり暇だ・・・









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嵐山 水辺の風景

2011年06月08日 | 京都風景
舟遊びにちょうどいい季節となった。

先日の台風でかなりの水かさになってしまった保津川だが
この日は天気も良く仕事の帰りに乗せていただいた船は川風が心地よかった。



渡月橋付近、下船しているところより。






お客様を下した舟は船頭さん達によって舟揚げ場へ向かってひたすら漕ぐ。








大堰川の渡月橋西端をくぐった先が舟揚げ場。




     
     園児達に大うけ。



     

                 

               山肌の岩間で可憐に揺れるなユキノシタの花。
                        保津川南側の道に今たくさん咲いている。

            

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美味しい鯖寿司のお店見つけた♪

2011年05月19日 | 美味しいもん
青魚が好き。

鯖寿司大好き。おいなりさんも大好き。

ほっぺたが落ちそうな鯖寿司を食べられるお店を見つけた~~\(*´▽`*)/

しかも近所で

以前は八坂さんのいず重さんへ行っていたがなにせ場所が遠かった。

今年1月に独立されてのオープンとのこと。

そのお店は『京寿司大善』。

食べたのは焼あゆ寿司ほか。

  

おいなりさんはオプションで追加。

鮎を焼いてお寿司にして・・・蓼酢を添えて出されたお寿司に参りました<(_ _)>

  

鯖寿司も、おいなりさんも、もちろんあゆ寿司もネタは当然、しゃりが絶妙。

これからの季節、はも箱寿司や土用うなぎ寿司も楽しみ

夏寿司のラインナップが店内に張り出されていた。

  

今回の注文はここから↓。

  

修行を重ねてこられた職人技をこの価格でいただけるなんて・・・。

しかもテイクアウトOK。



お正月以来、なかなかブログ更新のモチベーションが上がらなかったが

今回のこのお店は脱帽でした。




【京寿司大善】京都市上京区丸太町御前東入下之町418
         水曜日定休 075-822-0099





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明けましておめでとうございます

2011年01月01日 | 季節
新年おめでとうございます。

今年もみんなが元気で充実した1年になりますよう





しかし元旦朝から仕事で嵐山へ。

何やら人が渡月橋に集まっていたので東の空を見ると。。。。





   



初日の出

ちょうどの時間で新年早々タイミングがよい。

しっかり手を合わせる(-人-)



星のや京都さんフロントへ船で保津川を上る。

朝日を受けた保津川周辺の山々が絶景。役得~~~


             




       

        後方雪景色の船着き場。



ここ数年、年末年始が仕事なのでお節でゆっくりというわけにはいかないが
それなりの充実感もあってなかなかいい感じ。
今日のような美しい風景にも出会えていいスタートである


今年はブログをもう少し頑張ろう!・・・と手帳には書いた



ことしもよろしくお願いいたします。<(_ _)>




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上村松園展。

2010年11月02日 | 京都のイベント
今日からである。

     


京都国立近代美術館にて11/2~12/12までなのだが 
こういうイベントの初日に行ったのはこれが初めてかもしれない。
岡崎の並木も葉先をやや染めていた。

午後やや下がった時間に行ったのだが思っていたよりすいていて
すんなり入れたし作品もゆっくり鑑賞。

“美人画”を観に行ったつもりが
描かれている着物の柄や着方、そしてコーディネートに自然に目が行く。
作品のほとんどが着物姿の絵なのだ。
仕事柄やむをえまい。。。

2周、3周と何回か回っているうちに明治後期から昭和初期の着物の美しさや
着方のたおやかさにどんどん魅了される。
ちらりと覗く紅絹の美しさや半衿を大きく見せるゆっさりとした衿元。
帯結びも角出しや矢の字、立矢に文庫。
どれも柔らかい曲線でふわりと動く結び方だ。
出来ることならこの時代にタイムスリップして実際に見て見たい衝動にかられた。



京が育んだ天才画家、上村松園。
感動で思わず資料を売店で買い込む。
もう少し勉強して再びこの美人画に会いに行きたい。
 


    
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寒くなったなぁ・・・

2010年10月27日 | ちゃこ(=^・^=)
急に気温が下がって来た。

10月なのに灯油を買ってこなくてはだろうか。

古い家は寒いので

ひだまりを探して・・・


        



チャコも大きくなりました。
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残暑の終わりに

2010年09月24日 | 季節
昨晩は久々に着物着て木屋町の“床”のあるお店へ
行った先は“amore”(HP= http://www.kiwa-group.co.jp/restaurant/i100455.html)というイタ飯屋さん。


床というかテラスでの食事ができる。
この日は日中が雨だったかが夕方から雲が切れ始めて雨があがり
涼しいというよりか肌寒いほどの気温となった。
まぁ、着物を着るのにはちょうどいい感じ
そしてそして、テラス席からは美しい十六夜月。








雨上がりの澄んだ涼しい空気の中、輝く月を堪能できた。

この時期の月が歌に詠まれたり、風情を楽しんだりするのに登場するのは
月が浮かぶ場所によるらしい。
夜の7時~9時で東の空に首が疲れない角度で見られ、低くも高くもない。
縁側から塀の上にぽっかりと浮かぶ月を眺める風情は日本人の情緒を確実にくすぐる。
虫の声やススキの穂など小道具も万全だ。

もっともこの日は鴨川や宮川町の街並み、そしてイタリア料理が御供だった。


夏の床は京都の名物ではあるが、実際にご飯を食べる場としては
今の時期の方が居心地がいいかもしれない。
特に今年は夜も気温が下がらなかったので8月ではさぞや暑かったことだろう。
数日前まで残暑が厳しかったので急な秋の深まりとなった。

昨日は風もなかったので埃っぽくもなく食事も十分楽しめた。
このお店のピザは薪を使った窯で焼いていて美味しい。
さて、来年はどこで中秋の名月を鑑賞できるかな



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麻の糸 幻の布

2010年08月05日 | 旅紀行
ブログを着物の話題とそのほかと分けてUPしているのだが
今回のテーマは悩んだ。

最近ジェットコースターのようにだだだーーっとハマっているのが
先日ここで『麻の実』とUPもしたが、麻(大麻)に関することである。
着物に関することを生業としているので
当然麻の着物を取り上げるのならキモノブログの方なのだが
今回の“大麻糸”に関してははるかにきもの未満なので
こちらにUPすることにした。

先日、興味が高まってとうとう那須の“大麻博物館”へ行ってきた。
博物館とはいえあくまで私設で、観光地の一角のログハウスといった感じだった。
いろんな産地へも行きたいのだが
まずは“知る”ことからという思い。

    



そこで大麻の糸の話をいろいろと聞くことが出来て
ようやく私の中の“麻の糸とは。。。”というカテゴリーが茫洋とではあるが
その形が見えてき始めた。
まずはその呼び方なのだが、大麻はヘンプ(hemp)とも言い、
どうもごっちゃになるので、輸入の物はヘンプ。
そして純日本産のものを大麻と分類するとわかりやすい。(大麻博物館T氏の助言)
先日UPのオイルや実、ナッツ全てヘンプ食品。
タオルや衣服、今話題の褌などなども全てヘンプ製品だ。(主な輸入元はカナダや中国)


では国産大麻糸はどこにあるのか。
正直、ふつーの我々の生活の中には“ナイ”のである。
かつては日本中のいたるところで栽培されていた大麻は
戦後、その姿をほとんど消してしまった。
今では栃木県の野州麻・群馬県の岩島麻ほか滋賀県のわずかな農家。。。etc。。。
出荷先は伊勢神宮や宮内庁など国産に限るものを求める場所のほか
奈良県の奈良晒・大分の久留米絣のくくり糸・弓弦・和楽器(大小鼓の調緒(しらべお))・神社の鈴縄や結界・横綱の化粧回しなど、数えられる程のお得意様用である。
神社にまつわるものや安産関連の商品はヘンプを使用しているところも多く
“御利益”商売も国産ではまかなえないのが現状だ。
当然衣類や着物・帯に回る数があるはずもなく・・・




さてその貴重な国産大麻。
刈り取った大麻を熱湯に浸し乾燥。
さらに麻船で濡らして菰を被せて醗酵させてから繊維となる皮を剥ぐ。

昔使っていた麻船(オブネ・アサブネ):奥と
収穫した生麻(ナマソ)を熱湯に浸けるユカケに使用したテッポウガマ(手前の大砲のようなもの)↓

      



それを乾燥させると『精麻』ができる。
不純物を取り除かれ、黄金色に輝くその束はとてもきれいだ。
精麻の中でもいい糸がとれる等級の高いものは
新聞に当てると文字が透けて見える。


            


そしてここから糸をとるのだが、
単に裂いて績むだけでは出来た糸は硬い。
精麻の状態から細く裂いた後に“麻打ち”をしなくてはならないのだ。
その方法は砧打ちのような小槌でトントン・・・ではないそうだ。
ぬらした後に床に適度な力で叩きつけるらしい。
そうすると繊維が長いまま切れずに柔らかくなるとのこと。
もちろんその麻打ち(麻ぶち)はかなり熟練が要る。

麻打ちをした糸↓

     



外の光で撮る。↓こんなにしなやかで美しい。

  


糸績み途中の資料糸↓

        



この“麻打ち”の具合次第で糸績みをして出来上がった糸に雲泥の差が出る。
苧麻の上布の糸績みは細く裂いた麻繊維を撚り繋いで糸にしていくが
大麻は精麻と糸績みとの間の“麻打ち”にその糸質の生命線があるようだ。

まだ実際に“麻打ち”作業を見学したことがないので
出来ることなら糸作りの現場で見てさらに詳しく調べていきたい。




大麻博物館へ伺った日は猛暑日だった。店員さんのM嬢が首に何やら布を巻いていて
それは大麻布であるという。
F県S村で織られたという大麻の布を水に濡らしたものを巻いて垂らしていた。
当然下に着ている木綿のTシャツが濡れるだろうと心配になったが、
なんと、Tシャツは濡れていないのだ w(゜ロ゜;)w
びっくりで写真を撮りそこなってしまった。。。。。

幅十数センチの濡らした細長い大麻布を試しに私も首からかけさせてもらった。
今までに触ったことがない感触の少しもったりとした肌触り。
腰がありながら柔らかい布だった。
そして水を含ませるとひんやりとして気持ちがよく夏は重宝しそうである。
やはり私も着ている服に水分が移って濡れてしまうことはなかった。

布に含まれている水分はなぜ外に沁み出ないのか聞くと
大麻布の糸はその繊維の中が空洞状態になっていて
いったん含んだ水を外へ逃がさないとのこと。
含まれた水が自然に蒸発しない限りは濡れたままだそうだ。
これって何かに活かせないだろうか・・・

大麻布への興味はまだまだ深まりそうである。
麻打ちや糸績みの担い手がいないという課題をなんとか解決して
布→きものや帯へと発展していくことがあるよう願わずにはいられない。
国産大麻布はまさに幻の布なのだ。






       
       麻紙ランプ


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