宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

小野郷 岩戸落葉神社

2013年11月28日 | 京北町のこと
ちょっと遅くなってしまった。。。

笠トンネルを南に抜けた小野郷にすごい公孫樹があると聞いて
行く機会を狙っていたが、一番きれいな時期をややはずしてしまった。

山はもう晩秋の枯れ色となってきている。


黄金色に色づいたイチョウの木も撮りたかったが、
タイミングを逃して落ち葉の方へシフトチェンジ。






神社の境内はイチョウの落葉で黄金色の敷物を引いたよう。

神社は『岩戸落葉(イワトオチバ)神社』という。
岩戸社と落葉社の二つの社が並んでいることからそのように言うらしい。

        

源氏物語の“柏木”の妻だった女二宮が別名を“落葉の宮”といい、
柏木没後未亡人となった落葉の宮がこの小野の山里でひっそりと隠棲していたという話。
もちろん架空の人物なのだが、この落葉社の御祭神が落葉の宮とのこと。
紫式部もこの地を訪れたのだろうか。


正面鳥居の周囲も黄色い絨毯。

  

  

  


拝殿の周囲も真っ黄色。




数日前ならこの落葉ももう少し輝いていただろう。
少し色あせてはいるがそれでも十分この社の不思議な空気感を染め上げていた。






コメント (1)
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