宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

習うより慣れること・・・

2006年01月19日 | きもの・着付け
今日はとある着付け講習の初日。
生徒さんの数は20数名。。。(-_-;ウーン多いな・・・

私一人でできるだろうか・・・とやや不安になる。

前回説明の際に“用意しなくてはならない物リスト”を渡していたのだが
今日出席の2割ほどの人がなんらかの物が欠けている。
この時点で既に全員の足並みを揃えることが困難になっているようだ

しかし 足並みってなんだ?? 
要するにみんなが着れるようになっているときに
“まだ着れないという人をなくす”ことなんだろうが
それは こちらの手前勝手な都合のことなのではないだろうか。

着物を着るということはみんなで手をつないでやることとは違う。
群舞の衣装じゃあるまいし
それぞれの性格や器用さそして熱意 みな違って当たり前。
そこにはもちろん優劣などあるはずはない。
ライバル心を持って遅れないように努力することはいいのだが
『道』としての講習会ではないので
あくまでも自分の着物姿にこだわって欲しいと思う。

習い事というより
『着物を自分で着れるようになりたい』という目的に向かって
より効率的に近づくための手伝いをするのが
この講習のあり方なのではないか。
時間がかかって習得する人にはじっくり教えてあげたいし
飲み込みの早い人にはそれなりの次へのステップも用意したい。

気がついてみると個人指導に近いことをしながら
全体に向かって叫んでいるのである。

しかし・・・やはり慣れていないというのはタイヘンなんだろう。
折角キレイに着れた長襦袢が
着物の裾をあわせているうちによれよれとしている。。。。
どうしても意識の矛先にしか注意がいかないのだ 
何かをしながら前にしたことを保つ・・・というような複数の意識はまだ無理かな。。。
講習が終わるまでには “着物を着るために身体を動かす”という
行為自体に慣れて欲しいものである。
それに慣れてさえしまえばゴールは近い

着物のたたみ方を教えていた。声がかかって違う人を教えてたら
さっき教えていた方からまた声がする。
え。。。。。 確か1分前に教えたハズ・・・・
(-_-)ウーム・・・と思いつつもう一度。

・・・・・・・・・ 

なんと双子さんでした 





コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 成人式の装い | トップ | 新作ゆかた♪ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ラブコさん)
2006-01-20 13:20:01
最後のオチがウケてしまいました!

2人共習得も同じ時間がかかるんですかね?

私も宇ゐさんから着付け習いたいです!

帯の結び方も沢山覚えたいですし…。

返信する
Unknown (宇ゐ)
2006-01-20 18:11:17
双子さんの習得具合の差があるかどうかは

やはり気になるかもですねぇ^^;

でも背格好もほんと一緒なので

着物を取り替えて倍の楽しみがあるというのは特権ですよね。



今年は着方とコーディネートに関するワークショップを何度か開催する予定ですので

どこかで京都へお越しいただけたらいいですね。

お待ちしてますよ~ 
返信する

コメントを投稿

きもの・着付け」カテゴリの最新記事