憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

男系なら伏見宮の末裔、女系なら明治天皇の玄孫

2023-01-09 00:38:27 | 令和の天皇家

竹田恒泰さんは「伏見宮系の末裔」(崇光天皇第19世男系男子)ではインパクトに欠けるからか、もっぱら「明治天皇の玄孫」を名乗りとされています。

古い図ですが、こんな感じ。
竹田恒泰氏と明治天皇との関係は氏の曾祖母が明治天皇の第六皇女子というもの。
つまり、昌子内親王の位置に愛子さまを置いてみれば解りますが、明治天皇とは女系で繋がる。
竹田氏は皇位継承に関しては一応男系男子派のようですが、名乗りはちゃっかり女系を取って「明治天皇の玄孫」笑。男系男子継承に価値を見出すのなら、崇光天皇第19世男系男子を名乗るのがスジだと思うのですが、利用価値があるほうを名乗る、、私はそのような竹田氏のご都合主義がちょっと好きでは無い。

最近、竹田氏が一般参賀の並び順についてした解説が新たな話題となっている。結論から言えば「その時々で違う並び順を取るので、愛子さまはあの位置で正しい。」というものである。男系なら伏見宮の末裔、女系なら明治天皇の玄孫、で、都合の良いほうを名乗る竹田氏らしい解説だと思う。


😐 「家族単位」の序列ねぇ。そんなものいつ決まったの?皇室身位令はもちろん皇室典範にも「家族単位」の序列への言及はありませんが?
「家族」と「家」はちょっと違う。「家族単位の序列」が後ろではするりと「家ごとの序列」になってしまっていますね。
皇位継承は例えば徳川将軍家のような家の継承ではないので、家ごとの序列というものはありません。
そんなことは皇位継承について詳しい竹田さんが知らないはずはないと思うのですが。


>日本では古来向かって右が上位だが、
>装束の際は日本式
😱

今上左、皇后右

向かって左、皇嗣同妃両殿下、眞子さま、佳子さま 

明治時代、内裏びなの左右が関東と関西で違ってしまったように装束でも左が上位の欧風です。


昭和時代の天皇御一家。皇位継承の資格がある男性と継承資格がない女性が左右に別れて並ぶ。

昭和62年天皇御一家。男性の位置は皇太子を中心として皇位継承順位。


2019年退位の年、天皇御一家。この時既に今回の並び順の兆しが?


2020年 人数のバランスを取ったのだと見ていたが、、、。家族単位、愛子さま上位のアピールだったのか。

2021年


2022年


2023年


「家族単位」なら真ん中の三人は上の写真のように、(皇后・天皇・愛子さま)になるのではないでしょうか。
これでは完全に皇后が中心。

柱と柱の間にバランスの悪い変な立ち位置。バランスが悪くなったのは愛子さまを割り込ませただからだとしか見えません。



😱 何とおっしゃる。
上皇は特例法に定めるところによって天皇の例による部分と皇族の例による部分があるので、天皇でもなく皇族でも無い存在。天皇以下皇族以上という身分、上皇后は皇太后の例によるかた、その方々が何故末席になるのでしょう。
内廷5方が全て秋篠宮皇嗣殿下より上になるわけではない。
天皇皇后>上皇上皇后>皇太子皇太子妃(皇嗣皇嗣妃)>愛子さま 
竹田氏も一般参賀の入出場順はこの通りで正しいと言っているではないか。

おっしゃることの端々が整合性取れていませんね。

このような方は信用できないな~。私は、ですが。
このかた、男系男子派と言いながら、皇嗣御一家には冷たい。自分が女系で「明治天皇の玄孫」なので愛子様に甘いのかしら。竹田氏の論説を全て読んではいないので解らないが、旧宮家男系男子復籍派か、愛子さまと旧宮家男系男子を結婚させることを考えているのかな?だとしたら皇嗣殿下悠仁殿下を認めたく無いのも解る。



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2 コメント

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Unknown (牡丹)
2023-01-09 09:38:32
竹田氏は多くの国民が違和感を持ったという事実を完全に無視しています。皇嗣殿下も愛子内親王も間違っていない、という結果ありきで論を組み立てています。
その結果1つの行事に
➀天皇皇后は対等②並び順は家族単位③洋装の時は洋式の並び・➃入退場は身位順
という複数の新令和ルールを持ち込んで、前例にそぐわないおかしな事になっているのです。
並び順も入退場順も宮内庁が決めた、皇族を批判するなと言うなら、こんな変なルールを決めた宮内庁に苦言を呈するのが先。
公式行事で誤解を招くような並びをしてはなりません。案の定、早速3人組で並んだのを切り取った画像を使ってAERAが『国民から巻き起こる愛子天皇論』とぶち上げています。
竹田氏は本当に男系男子擁護派なのか疑わしくなります。過剰な内廷の庇いだては、女性天皇派を利することになることくらい、分かるはずです。
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Unknown (如意)
2023-01-11 15:08:24
牡丹さん
こんにちは。
竹田恒泰さんは、私が見るところ、皇族の末裔に強烈なアイデンティティがあるひと、だけのような気がします。
①は天皇皇后は「一対」と言う考え方とそう変わりは無い。並んで立たれても違和感は無いのですが、、、。
②は、天皇皇后上皇上皇后皇太子皇太子妃(皇嗣皇嗣妃)親王内親王という個人の身位と家族単位の両立は成立しないので、家族単位を採用するなら、採用する根拠と意味を国民に説明する説明責任は天皇自らか宮内庁にありますよね。
明治以来、平成まで逸脱することが無かった並び順を今年、突然家族単位にした理由を説明することなく強行実行したところが問題なのですよね。
③装束でも同じです~。
竹田氏がこれほど信用できない人とは思っていませんでした。
これからは眉に唾付けて話を聞くことにします。
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