憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

閑話休題 ちょっとだけお楽しみ・・源氏物語と皇室の男君、女君

2023-02-15 15:52:08 | 雑感




😀 14日。紀子さま「第74回結核予防全国大会」の大会式典ご出席。佳子さま令和4年度「世界青年の船」事業参加青年代表らと面会 。

結核予防全国大会は医療事業。世界青年の船は国際事業。
どちらも皇族が関わっても悪くない事業だと思うが関わっているお姿を「何と有難い」と手を合わせようとは思えないのが私です。とりわけ「世界青年の船」は日本のエリート集団と世界のエリート集団のための事業のようだが、日本の国益を考えない若者エリートが増えた現在、此処に居並ぶ若者の何人が日本の国益を考えているのだろうか。要らん事業だろうとさえ思う。

つまらないので、現在の皇室の男君、女君を『源氏物語』の男君、女君になぞらえて遊んでみたい。


順不同です。


まずは、私の好きな「ふん!」の信子さまは弘徽殿の女御。
源氏物語ではラスボス。光源氏を苛め抜いて嫌われ役となっていますが、怨霊を恐れる帝を「そのようなものが見えるのは心が疲れているから」と鼻の先であしらい、帝の眼病を「たたり」と周囲が騒げば「単なる病気」と歯牙にもかけない格好良さ。要所要所に切れ者ぶりが垣間見えるし、着衣等の趣味も悪くなさそうです。弘徽殿の女御の立場になってみれば、光源氏を排斥したい気持ちは理解できる。信子さまが男君をもうけられていたら、弘徽殿の女御ぶりを発揮していたかも?笑。弘徽殿の女御も信子さまもバックは超強力ですしね。


異論はあるでしょうが、朧月夜。
光源氏に身も心も寄せたままの朧月夜に朱雀帝は首ったけ。「こんなにあなたのことを想っているのに」と泣くが、やがて朧月夜も朱雀帝の真心にほだされていく。華やかな美貌の持ち主で遊び好き。楽しければ良いだけの方。



女三宮のどうしようもない「しまりのなさ」は案外似ているかも。



黒貂の毛皮と帽子。お身の上とご性格に末摘花との共通点を感じます。
末摘花の鼻を原作は大げさに描写していますが、今でいう苺鼻だったのではないでしょうか。

紀子さま
花散る里

悠仁親王
夕霧

、、、


皇室好きには『源氏物語』好きもたくさんいらっしゃるでしょう。
ご訪問の皆様も源氏の男君女君と遊んでみませんか?
そして、良かったらどなたがどなたに似ているかコメントしてくださいね。

😁 前の記事に頂いたコメントの中で、此の件に関する部分を転載。

>末摘花?ではない、と思って同じく父宮に愛された朝顔の女王を考えたけど、この方は聡明でセンス抜群で合わない。やっぱり父子関係についてだけで、如意さんに賛成!

> 彬子女王と瑤子女王は宇治の大君と中の君かなと思っていました。いずれも寂れた宮家の姫。
父宮の家と調度を頑なに守り続けるという点では、彬子女王は確かに末摘花の君かもしれませんね。

>『源氏物語』といえば、やはり“たをやめぶり”…
(中略)
一人娘は女三宮かと思われましたが、雅楽の鳴り物を重厚な音と言ったり、皇位継承者の叔父君に「どけ」と言ったり。
たをやめぶりは、やはり紀子さましかいらっしゃらないわ。

😊 皆様私に気遣って、最後は同調してくださっていますが、「それは違うだろう。私はこう思う。」というコメントでもよろしいのですよ。

皇族でなくても大丈夫です!




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11 コメント

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Unknown (白文鳥)
2023-02-15 16:47:42
彬子様と末摘花は、父親の教えを守り続け、頑なな所は似ていますが、末摘花は、鈍く愚鈍ですので、学問の出来る彬子様とは、少し違うと感じます。

弘徽殿女御は、自分の息子が蔑ろにされる怒りもあるし、言っている事は、迷信深くなくて合理的で、間違っていません。わたしは、好きです。

花散里は、光源氏にとって、女性として性的魅力のない女性だったけれども、家庭的で聡明な所を気に入られていた。

紀子様は、秋篠宮様とは、夫婦相和しですし、妻として、へりくだって一歩下がっていますが、芯が強い所は、明石の君に似ていると思います。
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Unknown (金眼銀目)
2023-02-15 19:31:59
私は、雅子様は、空蝉の義理の娘の軒端荻に見立てます。
華やかな美貌はあれど、情緒に欠け考えが浅い、と源氏の君に評された方。
佳子様は、朝顔の宮か秋好中宮。どちらも絶妙に源氏の君から好ましいと思われつつも、軽やかにかわす芯のある女君。
愛子様は、表に出てこないけれどファンが沢山いるので、夕顔。

花散里は、家庭的で人を見る目がある、分を弁えた女性。
同じく分を弁えて、源氏の君に愛された明石の君を紀子様に見立てるのに賛成します。
彬子様を、雰囲気美人の空蝉に見立てます。
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Unknown (和音)
2023-02-15 22:19:07
はじめまして。
皇族の方を源氏物語の登場人物になぞらえる試みは、思いつきもしませんでした。
皆さんのご意見には、感心するばかりです。

私も紀子様は明石の君です。
控えめで思慮深く、芯の強さを感じさせるところが、まさに明石の君だと思います。
国母(明石の君は国母の母ですが)として、帝の血筋に関わる方。
由緒ある家のご出身にもかかわらず、世間からそう見られていない点も似ていると思っています。

真子様は玉鬘。
大切に育てられ、非の打ち所のない方と思っていたのに、この人と?という結婚をされたので。
願わくは、玉鬘のように幸せになって頂きたいです。

久子様は藤の典待。
子沢山で活き活きと仕事に勤しむキャリアウーマンという印象。

承子様は朧月夜。
華やかな美貌と、現代的でやんちゃな雰囲気がそっくり。

絢子様は明石の姫君。
明るく、可愛らしく、素敵な方と何不自由のない幸せな結婚をされ、お子様にも恵まれた点で。

典子様は葵の上。
プライドが高そう。名家の方と結婚されたところも似ている。

華子様は朝顔の宮。
深層のお姫様。凛とした佇まい、気高い感じ。

秋篠宮様は頭の中将。
現代的で、自由な感じ。
頑固そうなところも当てはまる気がします。

上皇さまと美智子さま。
桐壺帝&桐壺の更衣。
相思相愛。運命の二人だと思います。

考え出すと止まりません! 
あくまで個人の勝手な想像で、皇族の方にはご迷惑かもしれませんが、楽しいです。
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Unknown (千種)
2023-02-15 23:19:49
如意さん、皇族の方々を源氏物語のキャラになぞらえるのは、楽しい企画ですね。
私も失礼ながら、更に遊ばせて貰います。ふふふ…

明石入道…小和田恆氏ですね。お告げを信じてというより、出世欲名誉欲の塊のように見受けられますが。

雨夜の品定めの中の学問好きな女…彬子女王(ごめんなさーい)

藤原惟光…黒田さんは秋篠宮殿下にとって、学生時代は信頼できる友人であり、家来(すみません)のようでもあり、現在は義理の兄弟でもあり、まさしく源氏の君と惟光のような関係です。

玉鬘…佳子さま。蛍の光に照らされる美しさは物語一の幻想的なシーンです。
玉鬘はその美貌ゆえ数々の求婚話もあったけれど運命を受け入れ意外な場所に落ち着きます。その後人間臭く奮闘していくさまが、なんとなく未来の佳子さまを暗示しているのではと思って。
佳子さまの若宮神社での祭祀の画像を拝見して、斎宮であった秋好中宮にも被ります。

雲居の雁…守谷絢子さん。なんというか、お若い頃からおばちゃん臭く所帯染みて垢抜けないな~と思っていたので。(失礼ですよね私)
ママちゃり走らせたり、子どもをおんぶ紐でおぶったりが似合いそうです。

夕顔…瑤子さま。中年男性を招き入れてるとかなんとか。

以上です。
勝手にさまざま想像して、にんまりしてしまいました。
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Unknown (千種)
2023-02-15 23:25:25
結局、皇族ではない方々も登場させてしまいました。
ごめんなさい。
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Unknown (みどりの風)
2023-02-16 07:29:10
>光源氏に身も心も寄せたままの朧月夜に、朱雀帝は首ったけ。
ぎょっとしました。そうなんですよねー。
これが、すべての原因だと思います。
ドラマチック現皇室は、後年、どこかの国で小説や映画、演劇などになり、長く語り継がれるような気がします。
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ステキなお遊び (あかり)
2023-02-16 09:18:04
 だけど、難しいです。あかりは中学の時に与謝野源氏を呼んで紫の上の死に号泣した覚えがあります。よく分かっていなかったでしょうが、当時は「あさきゆめみし」が無かったですものね。源氏は女君の物語、という寂聴さんの説に肯く面もありましたが、いずれにしろ壮大な物語ですよね。女君それぞれの印象があり、現実の人と合わせるようとすると、「惜しい!」面が出てきて・・、それでも、皆さまのコメントと途中まで被ったりしました。
で、拙歌を一つ(いつも、ゴメンナサイ<(_ _)>)
 うつし世の皇(すめらぎ)の家(や)の  
     たぶれれば かの紫を 
   たどる術(すべ)なく
今、現実の皇家は狂っているから、紫の上のような人はいるはずも無い、というつもりです。それでも、直感と偏見であかり確定版を記します。
〇雅子皇后:近江の君、がむしゃらな上昇志向と、全然フィットしない恥ずかしい行動(オランダ戴冠式、イギリス大葬、おしゃべり、祭祀サボリ)
〇美智子上皇后:藤壺の女御、若い日の男心の操縦と後年の息子のための権力操作
〇明仁上皇:桐壺帝、女性に振り回され、源氏を偏愛することで争いの種を作った
〇徳仁天皇:箸にも棒にもかかりません。朱雀院など、モッタイナイ!
〇久子妃:韓流ドラマに出てくる悪后を支えて呪術などをする母親や親戚(別口でした💦)
〇以前は愛子内親王を女三の宮に認定して母親実家の女性たちを乳母役にしていましたが、例の「どけっ」で宮をクビにしました。源氏の中には、あの娘の該当者無し!
〇皇嗣家の人たちを当てはめることはできませんでした。紀子妃殿下の明石の上は考えたのですが、やはりいずれ皇后とするには弱い、と・・
〇生き霊になれそうな人もいるかもしれませんが、六条御息所はいずれ皇后になるはずだった最高の教養人で、併せ持つ人はおらず・・・残念!
〇信子妃が弘徽殿女御とは・・やはりちと無理がある!ただ、あかりは「弘徽殿さん、ごもっとも!」です。賢い現実的な人で、言うことが合っているからかえって憎まれる気の毒な人!ダンナが悪いんですよねっ!父親も息子もカイショが無くて憎い桐壺の息子にしてやられて~、妹もダメだしっ。怒れ、弘徽殿ちゃん!この怒りかた、雅子さんの気分に合っている?でも、弘徽殿ちゃんは「お父さま~」なんて言わないわあ(笑)(なぜか、弘徽殿女御と意気投合するあかりです)
〇共に父を亡くした三笠姉妹と高円姉妹ですが、母親との関係が真逆ですね。これは、ちょっと興味深いかも・・
 如意さん、これ、ず~っと楽しめそうなお遊びですわ(^^)/
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Unknown (白文鳥)
2023-02-16 11:36:41
弘徽殿女御のような強烈な母親には、朱雀帝のような優柔不断の優しげな息子になる。光源氏のような奔放な父親に、堅物で実務的な夕霧のような息子が出来る。夕霧は、堅物故に、中年になって一方的に恋に狂いますが。紫式部は、本当に、複雑な親子関係や人間関係を、よく観察しています。

藤壺は、策略家ですね。旦那様の子でない事を、回りに悟らせなかったんですから。そして不倫相手の光源氏に、息子の処遇を相談するなんて。藤壺は、怒りをぶちまけて悪役と言われている弘徽殿女御より、ずっと腹黒くて、ラスボスです。

光源氏は、ズルい所があって、家の采配が出来て文句を言わない花散里を、夕霧の養母にしてる。花散里は、光源氏にとって、便利で都合のいい女。養母が、紫の上だと美人で優雅なので、息子の夕霧が、大きくなると想いを寄せるかもしれない。自分と藤壺の例がありますから。光源氏は、本当に先の先まで考えている、自分勝手な所がある男。
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Unknown (牡丹)
2023-02-16 15:29:50
今上/朱雀院…女三の宮を溺愛し、愛する妻朧月夜にふりまわされる
皇后/近江の君…育ちが卑しくで高貴な暮らしに馴染めない
上皇/桐壺帝…帝の立場を忘れ、桐壺の更衣とその息子を溺愛し揉め事の種を作る
上皇后/弘徽殿の女御…息子の即位のためならなりふり構わず
皇嗣/頭の中将…華やかだが優秀な執政者、娘で苦労する
皇嗣妃/明石の君…万事控え目だが最終的には確固たる地位を確立する
愛子内親王/女三の宮…頼りない幼さ、浅さ
眞子さん/朧月夜…大スキャンダルを起こしてもしたたかに生き抜く
佳子内親王/玉鬘…自分の力量で幸せをつかむ
悠仁親王/薫…自らの悩み事が多く迷い深い

紫の上に該当しそうな人は思い当たらないですねぇ。晩年になって女三の宮が正妻となり不遇だった点が救われない感じです。
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Unknown (太公望)
2023-02-16 15:45:50
皆さんの見立てを楽しく拝見しています。

私は畏れ多くも佳子さまをピックアップ。
ただし幼いころ。

「雀の子を犬君が逃がしつる」
なんて言っていた若紫に見立てます。将来かならず美しくなる、愛らしい少女。実年齢よりすこし幼い感じ、素直で愛情深い性格が共通しています。
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