６月１１日。近所のレストラン「ラ・カム」にてランチを食す
日替わりコースのポークコルドンブルー
ダンナはサービスランチのハンバーグ。
デザートはレモンゼリー。
６月１２日。レストラン「ラ・カム」のディナータイムへ
アラカルトでいろいろ食べる。
前菜盛り合わせ。
ガーリックピッツァ。
イワシの香草焼き。
仔牛のミラノ風カツレツ。
阿佐ヶ谷の洋菓子店彩菓房から持ってきたオレンジショコラ。
どうして昼も夜も毎日通っているのかというと、「６月１５日をもって閉店」のハガキを
頂いたからである。
ハガキが届いたのが先週木曜のことで、焦って昼に出かけたら、その日は定休日だった
仕切りなおして日曜の夜に行ってみたら、予約で満席だった
もうあと５日しかないよ
ってことで、都合のつく限り、今週はラ・カムに通うことにしたわけ。「カフェラ・カム」は、う～に～を連れて行ける、うちから最も近い飲食店だった。
でもそれだけでなく、う～に～が生まれる前からのつきあいで、私には強い思い入れが
あるのだ。
家の近所では、一番長く通っていた。
オープンは１９９０年６月１５日。
私が結婚したのは同年６月３日。
新婚旅行で小笠原に行っていた時、この店がオープンしていたことになる。
帰ってきたら、近所にはあまりないお洒落なレストランができていたので、
さっそく行ってみた。
６月末のことだったと思う。私の誕生日の頃だったかもしれない。
それ以来、毎年６月の開店記念コースやクリスマスコース、ボジョレーの時期など、
イベントの度にお知らせをいただくようになった。
母もこの店がお気に入りで、よく一緒に食べに出かけた。
店の外にテーブルが２卓あって、飾りかと思っていたが、天気のいい日は毎日きちんと
クロスをかけて、食事ができるようにセッティングしていた。
マンション通路で眺めも空気も悪いけど、う～に～を連れて行けるならと、テラス席を
利用するようになった。
う～に～との外食し始めの頃から、年老いて、一番近いここにしか来られなくなるまで、
本当に長いことお世話になった。
練習のために、カートに乗せて行ったこともあった。
１５歳半を過ぎても歩いて行けた唯一のお店だった。
２００８年１０月、歩けるのにカートで乗りつけた
たぶん最後に行ったのは２０１０年３月。
ハーネスの他に後肢を支えるベルトも着けていた１５歳９ヶ月のう～に～。
お店のＨＰに、テラス席のう～に～を載せてくれていた。
マウスを乗せると「私はうーにー。１３歳です」という吹き出しが出た。
それは誕生日を過ぎると、１４歳１５歳１６歳と変わっていた。
こちらが何も言わなくても忘れずに直してくれる、シェフのそういうところが大好き
お店のＨＰに載っていたう～に～の写真。シェフが撮ってプリントしてくれた。
可愛く撮れていて気に入っています
６月１５日、きっちり満２２年をもって「ラ・カム」はクローズした。
最後の日は、ちょっと奮発してコースランチを食べようと決めていた。
前菜のマグロのカルパッチョ。ランチビール飲んじゃった
最後は絶対にこれが食べたかった。ガーリックステーキ。
開店以来の人気メニュー。やっぱりおいしぃ～
デザート。
う～に～との思い出がたくさん詰まったお店が、またひとつなくなってしまって、
寂しくてたまらない。
でも経営困難でつぶれたわけじゃないからね
もともとオーナーシェフの地元は阿佐ヶ谷。
数年前に阿佐ヶ谷にケーキ店をオープンしたこともあって、今後は阿佐ヶ谷で
カフェレストランをやるそうだ。
そりゃ～シェフだってマダムだって、その方が楽だわね。
「ラ・カム」はなくなるわけではない。
またいつか、ガーリックステーキも食べられるはず。
まだ半年くらいは先になるそうだけど、阿佐ヶ谷に新生ラ・カムがオープンしたら、
ぜひとも行ってみたいと思っている。
もちろん、ちびちびう～にゃんも一緒にね
今日のう～にゃん
２００７年の今日は「ラ・カム」の開店記念コースを食べに行ってました。
う～にゃんのごはんないの～？
ねえ～、う～にゃんのは～？
待ちくたびれましたよ（フルコースだから長時間待たされている）。
