う~にゃん
誕生日おめでとう
生まれてきてくれて、ありがとう。
う~に~が生まれたことが、
その後の私の人生にどれほど大きな喜びをもたらしたか、
18年前の今日は、まだ気づいてなかった。
「おんなのコがたくさん生まれてよかったー」くらいしか思ってなかった。
だけど今は思うよ。
うちに来てくれたのが、う~に~でよかった。
違う。う~に~がよかった。
違う違う。う~に~でなきゃダメだった。
祝う対象がいなくなっても、う~に~がこの世に生を受けた6月22日は、
やっぱり私にとってはたいへんめでたい日だ。
そのめでたい日に、豪勢に鰻を食べに行ってきたのだ。
う~に~が15歳になってから、毎月お取り寄せしていた鰻の白焼き。
1尾の半分をう~にゃん、残りを私とダンナでさらに半分ずつという
食べ方をしていたから、あの頃は鰻を食べる機会が多かった。
今のように価格が高騰してしまっては、もしもう~に~が生きていても、
毎月のようにお取り寄せできているかどうかわからない
う~に~がいなくなってからは、鰻は食べなかった。
取り寄せる必要はないし、食べに行きたいとも思わなくなっていた。
今日、う~に~亡き後、初めて鰻を食べた。
家から徒歩10分の「一二三本店」。
ここは2年ほど前まで、住宅地にある古民家の鰻屋だった。
かつてその風情のある(「壊れそうに古い」と同義語)離れで、
鰻をいただいたことがある。
今は取り壊して新しくなり、10席程度のこぢんまりした店になっている。
店内はジャズが流れ、以前とはまったく違うおしゃれな雰囲気
注文しておけば、行った時間にすぐ出るようにしてくれるが、
行ってから注文すると小一時間待たされる。
鰻は待つのが当然だと思うし、ヒマなので(笑)読書しながら待った。
待ち時間は40分くらいで、そんなに長く感じなかった。
「うな丼と白焼きのセット」を注文。
蒲焼「竹」の半分を白焼きで出してくれる。
初めに白焼きが来る。熱々のうちに食べるべし。んまいっ
ほらほら、う~にゃんも食べなさい
食べ終えた頃、うな丼キター
とっても美味しい鰻だった。
昔のちょっとビックリな古民家がなくなったのは残念だけど、
以前と変わらず美味しいからいいやね。
誕生日のう~にゃん
2006年、12歳おめでとう。
プーサンでお祝いしたね。
2007年、13歳おめでとう。この年もプーサンでお祝い。
2008年、14歳おめでとう。この年から家でお祝いして、翌日から旅行へ。
だから家でごちそう食べたね。
2009年、15歳おめでとう。
誕生日に家にいるようになったら、年々お祝いが派手になった
朝から晩までごちそうづくし
2010年、16歳おめでとう。
15歳に比べると量より質になった
高級霜降り牛肉食べちゃったもんね
これからもずっと、6月22日は私には特別な記念日。