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もう少し詳しくおばまん紹介

2014-07-19 18:20:56 | ばまちゃん

既にご紹介したように、おばまくんは福島県動物救護本部から譲り受けました。

ここから被災した犬猫を引き取りたいと思った場合、まずはHPの譲渡条件を読み、
申込書を郵送かFAXで送ります。
この際の送り先は、三春シェルターではありません。
「福島県食品生活衛生課」が、被災犬猫の譲渡を管轄しているのです。

申し込み後、福島県の担当者からマッチングについて連絡があります。
申込者全員に連絡が来るわけではなく、書類審査で適正と認められた者にマッチングの日程の
連絡が来るのです。
うにまいす家では、ダンナがシェルターにボランティアに行き、スタッフの方やおばまくんと
顔見知りになっていましたが、
それとは別に、福島県に申込書を送ってマッチングの日程を決めていたのでした。

うちでは「おばまくん希望」と最初から決めていたのですが、決めないまま申し込むことも可能です。
ボランティアに行って、そこで好みの子や相性の良さそうな子を選んで引き取るというのもアリ。
既に先住の犬や猫さんと暮らしている場合には、写真だけでなく実際に見て選ぶほうが良さそうですね。

私はマッチングの日が、おばまくんとの初対面でした。
おばまくんがシャーシャー威嚇しまくっていた頃からお世話しているスタッフの方に、
性格や行動、好みなどのアドヴァイスを受けながら、背中や頭をなで続けました。
テレビカメラも入ってちょっとビックリしたおばまくんでしたが、シェルターの猫舎は
安全だと認識しているので、おとなしくなでられていました(一度噛んだけど)。
そしてめでたく譲渡となったのでした。

譲渡が決まると、事務室で書類作成等の手続きをします。
その間に、スタッフさんがおばまくんをケージに入れて、間違ってドアが開いたりしないように
ガムテープでしっかり貼り付けて、持って来てくれました。
愛用のかまくらベッドや敷物、オヤツ、使っていたトイレ砂なども大きな袋にまとめてくれました。

車に乗る時は、スタッフの方がたくさん出てきて、見送ってくれました。
泣いている方もいました。
前日はみなさんなかなか帰ろうとせず、おばまくんとの別れを惜しんでいたのだそうです。
そんな姿を見て、私も涙が出ました。
そして大切な命を預かる責任の重さをずしりと感じました。
おばまくんを大切に、全力で見守ろうと心に誓いました。

事務室でいただいた個体管理カードには、おばまくんの年齢が5歳と書いてあります。
これは保護当時のもので、そうすると現在は7歳ということになります。
しかしこの年齢はかなりざっくりしたものだそうで、保護した時に歯を見て
3歳以下、5歳前後、10歳超、くらいの分け方をしたのだそうです。
だからおばまくんの本当の年はわかりません。
あとどのくらいの月日を共に過ごせるのか。う~に~やまいすよりは短いのでしょう。
だけど少しでも長く生きてほしい。
どうかうちに馴染んで、リラックスできるようになってからの時間がたくさんありますように、
と祈っています。

おばまくんの保護は2012年9月。半年後の13年3月に去勢手術をしています。
保護当初の検査では猫エイズも猫白血病も(-)でした。
その他の検査(腎臓や肝臓)はしていないので、本当はした方がよいのでしょうが、
当分の間できないと思います。
体調が悪くならない限りは、しばらく病院には連れて行かない(行けない)かも知れません。
なるべく嫌なことはしないつもりです。
前にも書いたけど、下眼瞼内反症があるので、本人(本猫だね)も不快だと思うけれど、
これも当分は放置。
野良猫というより野生化した猫を飼い馴らすというのは、簡単なことではありませんね。
でもきっといつか何とかなる・・・ような気がしています。

今月の初めに、シェルターで5種ワクチンを済ませてくれていました。
これですぐに病院に連れて行く必要もなくなり、とても助かりました。
マイクロチップも入れてありました。

ところで、私が「おばまくん」と君付けで書くのには理由があります。
シェルターでも、オバマ君はオバマ君と呼ばれていたのです。
みんなが君、ちゃん付けで呼ばれているわけではないのだけど、何故かオバマ君はオバマ君でした。
事務室のボードに、譲渡の日程が書いてあったのですが、そこにも「オバマ君10時」って
書いてありました。
他の子は○○君とか○○ちゃんとは書いてなかった。
それで私は思ったのです。おばまくんは「おばまくん」という名前なのだと(笑)。

そういうわけで、うちのコになったにもかかわらず、これからも「おばまくん」と書きますので
よろしくお願いします。
あるいはやっぱり、おばまん

今日はおばまんの詳しいプロフィール紹介でした~。

6月末にボランティアに行ったダンナが撮ってきた写真。


リードに慣らしたいという要望に応えてハーネスを着せてくれていました。
これが偶然にもまいすとおソロ!サイズは違うけど(笑)
いつかこれでお散歩できるといいねえ。


シェルターでは自分の部屋から出ても、こんなふうにおとなしくなでられています。
1年9か月シェルターで暮らしていたんだもんね。
うにまいす家でこんなふうになるには、まだ時間がかかるよね。


一番仲良しのスタッフのお姉さんなら、こうやって持ち上げることもできるのです。
何と!おばまくん白いパンツはいてるいやドラえもんのポケットか?


たまにはこのふたりも登場させないとね。
おばまくんとお揃いハーネスのまいすとクールシャツ着用のう~に~。
2009年、蓼科のインドレストランで休憩中。
コメント (6)
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