新文芸坐で岡本喜八監督生誕100年記念プロジェクトというのをやっている。
後期の作品を2本鑑賞。
『EAST MEETS WEST 』(1995)
前に配信で見て好きな映画だったが 、たぶん評価は高くないのだろう。時代劇と西部劇をミックスしたような作品。岡本喜八は戦争映画も西部劇っぽいのがあるから、西部劇好きなんだろうね。
真田広之がカッコいい。乗馬姿は特にカッコいい。でもこの映画、実は竹中直人が主役なの?とも思えてくる。
『助太刀屋助六』(2001)
岡本喜八の遺作だそうだ。この映画は全然知らなかった。これも真田広之主演。仲代達矢、岸部一徳、竹中直人などキャストが『EAST...』とかぶっている。
この映画の真田広之は軽~い感じでペラペラよく喋る。こういうキャラは珍しいかも。
どちらの作品も、気軽に楽しめて、見た後に特に何も残らない(笑)。すぐ忘れちゃうような映画。でも真田広之カッコよかったな、くらいの印象は残るかな。
貶しているのではない。これこそ娯楽映画。映画は娯楽だと思うので、頭使わず見られる映画は大好きだ。
くだらなくても面白ければいい、と思います。
マキノ時代の東映全盛期のテーマは「泣く、笑う、(手に汗)握る」だったそうです。
助太刀屋助六の真田さん、40歳くらいですが24歳の青年の役でした。
全然違和感なかったです。