いっぱい集まってるお姉さまがたは、一応、シオ姉(長女)の親衛隊みたいなものです
村には強さの派閥やら役割の組織やら、いろいろな集団がありますが
シオ姉を慕っていたり、崇拝してたりするグループです
そのグループの中にあって、トールとトーリの双子はそこそこ戦えるので
グループ内の中堅として年上のお姉さま方に可愛がられ、年下の女の子たちには慕われています
そこにいくとミオは、いつまでたってもみそっかすで、グループ内どころか村でも最弱の子、
上には見放され下にはからかわれ苛められはぶられ、って感じの幼少期でしたね
そんな感じの、女戦士ばかりが集まって強者こそが義、っていう村ですが
戦う強さはもちろん、いかにいい男を捕まえられるか、っていうのも
「良い女」としての強さとみなされるのです
あのみそっかすだったミオが男を連れて戻ってきた、というだけでお姉さまがた大騒ぎ!!
パーティの下っ端としてこき使われているかと思いきや、
なんとあのミオがリーダーで、それも自らミオの下僕ですと言い放つ男一人…
腕っぷしが強くなったとは思えないけれど、村の外では、最弱のミオもそこそこ良い地位にいけるらしい
そりゃ腐ってもこの村の女だしね!!
っていう、大歓喜ですよ
やっぱり、自分たち憧れのシオ姉の妹ですから、いつまでもシオ姉の顔に泥を塗ってほしくないっていうのが
彼女たちの本音なのでした
ヒロの策はもう始まってます