ミカ 「自分で解らんのか」
ウイ 「ヒロだけ違う歌うたってるのかと思ったよ」
ミカは小さい頃から訓練されているのでピアノとバイオリンに関しての絶対音感はかなりしっかりしてるレベル
そのほかの楽器については、まあそこそこ正確、って感じでしょうかね
ちなみに楽器を習わされたのは、ミカの情操面の乏しさを心配した祖父の方針です
(貴族のご子息たちが必ず習うというわけではないので、おじいちゃんは楽器が弾けないんですよ)
ウイは天使なので解る、って感じ(天使=音楽、っていう割と浅いイメージ)
ミオが青ざめてるのは、なんか歌の試験みたいなのキター!っていう戦慄
「序曲」、「酒場のポルカ」、ときて、最後は、「来たれわが街へ」、を持ってこようかと思ったんですが
やっぱり歌詞がないと合唱にしにくいな、と悩み、強引に「LoveSong探して」をねじ込みました
(酒場のポルカも結構合唱しにくいアップテンポだけどな)
強引に、っていうのは、あれですよ
色々調べてみたらDQ9でLoveSong探しては使われていない、って解ったからですよ
使われていない曲をミカが弾けるのもどうなんだと、またもや無駄に細かいことでつまづき、まあ最終的には
「知らないから弾けない」って方向に持ってきたんですが
じゃあなんでウイたちは知ってるか、っていうと、こりゃもうアレですね!
歴代の曲は酒場とか下町の流行歌みたいな扱いでDQ9に受け継がれている、っていう脳内設定をひねり出しましたね!!
(じゃあミカが知らない設定いらないんじゃ…)
ドラクエ1~8をやった私としては、9はかなり異質だと思ってます
こんなのドラクエじゃない、とは言いませんが、今までとはちょっと違うな、っていう感触です
それは9が、ドラクエと現実を密接につなぎ合わせている世界にある、と思っているのですが…
(現代風制服やジーパン出てきたり、クリスマスケーキ、とか、箱舟が列車、とか、そういうもろもろ)
ドラクエ側にも現実世界との融合があれば、現実世界にもルイーダの酒場が出来たり、すれ違い通信で共有できたり
いま現実世界にドラクエ世界が進出してきているのも9があればこそ、と思っているので
そういうゲーム性だからこそなのか、私が勝手に創造している天使ツアーズの世界観もファンタジーではなく現実の方から持ってきてます
(これがDQ8とかDQ5とかの話だと、今までかき集めたファンタジー世界の方から持ってくるんですが)
(ひたすら空想、とにかく空想、現実性を排除して空想)
ミカの貴族設定も、日本の武家社会を基に考えてますし、ミオやヒロの村もテレビからの情報がイメージです
現実とファンタジーは相いれないと思っていましたが、DQ9は見事にその壁を越えちゃいましたね
(それがいいか悪いかは好き好きでいいと思ってます)
(私も昔ならファンタジー世界は不可侵!!って頑なに思ってたんですが、歳をとるとなんでも楽しまないと損!って気持ちになるってもんですよ)
てことで、歴代キャラも酒場にふらりと泊まりにきたりするので、もうLoveSong探しても酒場で誰かが演奏したりしちゃえばいい!
っていう世界観で突っ走ります
実はこのLoveSong探して、に、歌があると知ったのはここ数年のコトなんですが、それを知った時の衝撃と言ったら!!
ラジオ局に「風の通り道(トトロ)」をリクエストして採用された時、インストがかかったあの衝撃に匹敵しましたね
え?風の通り道って、歌流れないの?!私歌えるけど?!(じゃ私この歌詞どこで覚えたの?怖い…)
でもってLoveSong探してをyoutubeで検索して、実際聴いた時の衝撃はさらに倍!うおぅ!ドラクエ関係ねえ!!!
って思ったので、もういっそのコト「夢を信じて」を持ってこようかとも悩んだんですが
結局決められず(-_-;)
己の優柔不断さは身に染みて良く解ってるので
お好きな方を(っていうかまあ好きな歌を)脳内で流してもらって全然オッケーでございます
私はこの3話を書くにあたってyoutubeで、ピアノを弾いてくれてる人の動画を色々と聴いていたので
曲名見るだけで勝手に頭で流れます(笑)
やっぱり前の9話は蛇足だな…蛇足だけど、…まあいいか…(ネタで)