昨日は憲法記念日。
各地で護憲派、改憲派の集会が開かれたようだ。
そのニュースのひとつ。
≪安倍首相、9条改正に意欲=改憲派集会にビデオメッセージ≫
安倍晋三首相は、改憲派の団体が東京都内で3日に開いた集会
「公開憲法フォーラム」にビデオメッセージを寄せ、
「今の憲法には自衛隊という言葉はない。
本当に『自衛隊は違憲かもしれない』と思われているままでいいのか」
と述べ、憲法9条の改正に意欲を示した。
この中で首相は、複数の世論調査の結果から、
憲法学者の約7割が自衛隊は違憲の可能性があると考えている一方、
国民の9割が自衛隊を信頼している、と説明。
自衛隊を憲法に明記することについて
「国民的な議論に値する」と強調した。
その上で、「憲法に指一本触れてはならない、
議論すらしてはいけない、
といった思考停止の姿勢に陥ってはいけない」と指摘。
「今後ともこれまで同様、憲法改正を訴えていく」と語った。
-時事通信 - 2016年5月3日-
昨日私は改めて自民党の憲法改正草案について
中身をよく読んでみた。
-http://www.dan.co.jp/~dankogai/blog/constitution-jimin.html-
現行憲法は全文で、自民党草案はその改正点のみ。
対比形式でとても分かりやすかった。
その内容を具体的に直接紹介するつもりでいたが、
ブログの日記に載せるにはあまりに多すぎた。
しかし、だからと云って実際に読んでみる分には
それ程苦にならない量だ。
以前自民党の草案が発表された際、
その具体的内容が新聞に発表されたことがあったが、
その量故、数日間にわたって分割掲載されていた。
しかしそれだとどうしても全容が見えにくい。
ただ第9条のみが変えられるのではないことは
私でも理解できた。
そしてその時の感想は、
9条のみを争点に訴えてきたが
実は多岐にわたり変えようとしている
意図が見えてきたということだ。
現行憲法は世界に類をみない
平和憲法であると同時に民主憲法でもある。
実際に現行憲法をすべて一気に読んでみるとわかるが、
戦争の焼け野原から立ち上がった人々の
不戦と反省の思いがにじみ出てきているのがわかる。
護憲派の人々には、単に戦争反対という立場だけでなく
先人の思いを守り、継承したいという気持ちが強いのだ。
正直なところ、私も同感だ。
しかし、日本を取り巻く情勢がそれを許さないのも事実。
日本から見た西の周辺国は全て仮想敵国だ。
しかも予断を許さない、ひっ迫した情勢であるにも関わらず、
アメリカは本当に頼りになるのか信用できないでいる。
今国民は、国会の議席の数に関わらず、
そうした危機に対する冷静な分析と判断を持って
本当に憲法改正が必要なのかよく考え
議論すべき時にきていると考える。
そうした観点から、たくさんの人々が自民党草案をよく読み
自分なりの意見を持つことをお勧めしたい。
難しいこと、面倒なことには目を背け
全くの他人任せも良いが、
『迷える子羊』なんて、何かあっても誰も助けてくれない。
後悔しても後の祭りだ。
それは改憲を受け入れても、拒絶しても
どちらでも考えられる可能性だと理解し、踏まえておくべきだと思う。
受け入れるかどうかは、0か100ではなく、
1でも受け入れたら、なし崩し的に100に近づくことも含めて。
忍び寄る危機を背にしても、私はまだ迷っている。
今度の参議院選。
同日選挙の可能性は遠のいたようだが
もしかしたら、国の将来を決定づける重要な結果を招くかもしれない。
私はもう60に手が届く歳になってきたが、
もし戦争になっても自分は出征しなくて済むなんて
愚かな考えをかけらも持っていない。
この期に及んでもなお、決断できない情けないオヤジが一句。
改憲は 普通の暮らしを 変えるもの
お粗末。
各地で護憲派、改憲派の集会が開かれたようだ。
そのニュースのひとつ。
≪安倍首相、9条改正に意欲=改憲派集会にビデオメッセージ≫
安倍晋三首相は、改憲派の団体が東京都内で3日に開いた集会
「公開憲法フォーラム」にビデオメッセージを寄せ、
「今の憲法には自衛隊という言葉はない。
本当に『自衛隊は違憲かもしれない』と思われているままでいいのか」
と述べ、憲法9条の改正に意欲を示した。
この中で首相は、複数の世論調査の結果から、
憲法学者の約7割が自衛隊は違憲の可能性があると考えている一方、
国民の9割が自衛隊を信頼している、と説明。
自衛隊を憲法に明記することについて
「国民的な議論に値する」と強調した。
その上で、「憲法に指一本触れてはならない、
議論すらしてはいけない、
といった思考停止の姿勢に陥ってはいけない」と指摘。
「今後ともこれまで同様、憲法改正を訴えていく」と語った。
-時事通信 - 2016年5月3日-
昨日私は改めて自民党の憲法改正草案について
中身をよく読んでみた。
-http://www.dan.co.jp/~dankogai/blog/constitution-jimin.html-
現行憲法は全文で、自民党草案はその改正点のみ。
対比形式でとても分かりやすかった。
その内容を具体的に直接紹介するつもりでいたが、
ブログの日記に載せるにはあまりに多すぎた。
しかし、だからと云って実際に読んでみる分には
それ程苦にならない量だ。
以前自民党の草案が発表された際、
その具体的内容が新聞に発表されたことがあったが、
その量故、数日間にわたって分割掲載されていた。
しかしそれだとどうしても全容が見えにくい。
ただ第9条のみが変えられるのではないことは
私でも理解できた。
そしてその時の感想は、
9条のみを争点に訴えてきたが
実は多岐にわたり変えようとしている
意図が見えてきたということだ。
現行憲法は世界に類をみない
平和憲法であると同時に民主憲法でもある。
実際に現行憲法をすべて一気に読んでみるとわかるが、
戦争の焼け野原から立ち上がった人々の
不戦と反省の思いがにじみ出てきているのがわかる。
護憲派の人々には、単に戦争反対という立場だけでなく
先人の思いを守り、継承したいという気持ちが強いのだ。
正直なところ、私も同感だ。
しかし、日本を取り巻く情勢がそれを許さないのも事実。
日本から見た西の周辺国は全て仮想敵国だ。
しかも予断を許さない、ひっ迫した情勢であるにも関わらず、
アメリカは本当に頼りになるのか信用できないでいる。
今国民は、国会の議席の数に関わらず、
そうした危機に対する冷静な分析と判断を持って
本当に憲法改正が必要なのかよく考え
議論すべき時にきていると考える。
そうした観点から、たくさんの人々が自民党草案をよく読み
自分なりの意見を持つことをお勧めしたい。
難しいこと、面倒なことには目を背け
全くの他人任せも良いが、
『迷える子羊』なんて、何かあっても誰も助けてくれない。
後悔しても後の祭りだ。
それは改憲を受け入れても、拒絶しても
どちらでも考えられる可能性だと理解し、踏まえておくべきだと思う。
受け入れるかどうかは、0か100ではなく、
1でも受け入れたら、なし崩し的に100に近づくことも含めて。
忍び寄る危機を背にしても、私はまだ迷っている。
今度の参議院選。
同日選挙の可能性は遠のいたようだが
もしかしたら、国の将来を決定づける重要な結果を招くかもしれない。
私はもう60に手が届く歳になってきたが、
もし戦争になっても自分は出征しなくて済むなんて
愚かな考えをかけらも持っていない。
この期に及んでもなお、決断できない情けないオヤジが一句。
改憲は 普通の暮らしを 変えるもの
お粗末。