uparupapapa 日記

今の日本の政治が嫌いです。
だからblogで訴えます。


ケント・ギルバート氏「(トランプ大統領は)日米関係を強くする。もっと大人同士の関係になる」

2016-05-09 04:18:38 | 日記
米カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバート氏は

8日のフジテレビ系番組「新報道2001」で、

米大統領選で共和党候補指名を確実にした

不動産王、ドナルド・トランプ氏が大統領になれば

日米関係を強くするとの考えを示した。


その理由として

「日本がもっと自立するだろうから(日米関係は)

もっと大人同士の関係になっていく」と指摘。

在日米軍の法的地位を定め、日本国内で「不平等」との批判がある

日米地位協定の改定も可能になるとして、

「(トランプ氏は)もっと日本が主導権を取るということを

言っていると思う」と述べた。


-産経新聞 5月8日(日)16時34分配信-







トランプ氏にそんな深慮遠謀があるとは

日ごろの言動から見て、ありえないと思う。

彼の脳裏には自国の利益しかなく、

もっと悪く言えば、自分の感情のみでしか発言していない。



実際、対立候補に対するネガティブキャンペーンでの彼の言動、

自分に対する反対・抗議行動をする一般の人々に対する

口汚い罵りの言葉。

どれをとっても品性の欠片も見られない。


そういう見地から彼は、自分の発言に対し、

大統領候補としての立場に身を置いた人間として、

全く責任を感じていないと断じて良いだろう。


軽薄さの臭いと、身勝手な傲慢さを表す人格が

演説の中に常に滲み出ている。


常識的な考えのできる人から見て、

トランプ氏はアメリカ大統領という

大任を任せられる器ではないと考えている。



それなのにそんなトランプ外しの動きが大きなうねりになっても

当の本人は全く意に介している様子がない。





ケント・ギルバート氏の見方は

そういった意味では(深慮遠謀からの発言)全くあてはまらないが、

結果的にそうなる可能性は否定できない。


日本の自立を促し、今までのアメリカ追従の外交から

ようやく脱却できる良いチャンスとも云える。

自立をもって大人と云うのなら

まさにそうなるかもしれない。


だが単に大人になるのと、良識を持った大人になるのとは違う。

そこのところが一番大事なので、その後は

細部にわたってすべての国民が、

注意して推移を見守らなけれなならなくなる。

「私、よく分からない」では済まないのだ。


更にその際、独自外交という『牙』を一旦手にした日本が、

今まで同様アメリカと蜜月外交を続けられるかは不透明だ。



トランプ氏が大統領になったら、

日本が米軍基地への全額負担という理不尽な要求を拒否し、

それを受け、アメリカは基地から撤退することになるだろう。


その後の日本はどうしても尖閣諸島・南沙諸島、

政治問題、周辺国との経済協力競争などで鋭く対立する中国に

独力で対抗せざるを得なくなる。


そういった事情から、必ず軍備拡張に走り、

周辺は一気に緊張を増す事態になるだろう。



私は右翼ではないが、

根拠を持たない平和主義者でもない。



今の流れがかつて歴史で目にしたことのある

『大東亜共栄圏』でのエリア内の死闘の始まりに感じてならないのだ。




以前ネットのトピックで

印象的な話題を眼にした。


街頭で自衛隊に反対し、その解体を主張する演説をする男がいた。

その男は拡声器を使い、自衛隊無用論・戦争反対を長々と訴えていた。

そんな男に対し、それを聞いていた別のある男がツカツカと近づき

演説する男にいきなり拳(こぶし)を振り上げ殴りかかる素振りをした。

すると演説していた男は、あまりに急な事態に

思わず両手をあげ、自らの身を守る姿勢をとった。

殴りかかる素振りを見せた男はおもむろにこう言った。

「あなたが咄嗟に今見せた防御の行動が、

あなたが反対する自衛隊という存在なのですよ。」

演説していた男はその後、二の句が継げなかったという。





戦争はいつもやむを得ない状況から始まる。

誰が自分の命を張ってこの国を守るのか?

そんな議論がそろそろ聞こえてきそうな気がする。


平和に対する危機感から、

連日同じようなことを云っているように感じるオヤジが一句。






トランプが  日本人なら どうだった?





お粗末。