夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

家タブを更新

2020-11-07 17:07:45 | PC

タブレットを使い始めたのはかなり前のこと。
アパートから一軒家に引っ越しをしたが、
PCが置いてある部屋と居間が離れてしまった。
PCは二階におき、念願のPC部屋兼オーディオルーム(兼タンス部屋)ができたのはよいが、
居間にいてちょっとウェブを使いたいというときにいちいちPCのある2階に上がるのはめんどくさい。
ということで家専用のタブレットを購入することにした。
買ったのは出たばかりのGoogle Nexus 10。

これはディスプレイの解像度も高くて、処理速度も速く、かなり満足していた。
マルチユーザー機能が使えたので、かみさんと共同で使っていたが、
4年経たずにバッテリーがだめになり、買い換えることになった。
ここで選択ミス。
最初に使ったのが当時の高性能機Nexus10だったので、
ほかのも大して変わらないだろうとあまり調べもせず買ったのが間違いの元。
内蔵スピーカーがよさげだったのでLenovoのYOGA Tab3 10にした。
が、最初からつまずく。
まず、マルチユーザーが使えない。
いくらマルチユーザーの設定項目を探しても見当たらなかったので調べてみると、
アンドロイドのマルチユーザー機能はOSのバージョンが同じでもマルチユーザー機能が使える機種とそうでない機種があり、
設定でどうにかなるものではないことが分かった。
同じタブレットをかみさんと同じアカウントで使うのはさすがに気が引ける。
お互い使いたいときに使えないということも多くなってきたので、
iPhoneユーザーのかみさん用に第5世代のiPadを購入した。

YOGA Tab3は自分専用となったものの、どうも動作がもっさり重い。
ウェブページですら重いページを開こうとするとかなり待たされる。
調べてみると、もともと2年度ほど前に出た機種の小改良版だということが判明。
SoCを多少新しいもの(といってもSnapDragon212 APQ8009)にした程度で、設計がそもそも古い。
なぜか今どきWiFiが2.4GHz系のb、g、nしかつかえないという謎仕様。
なんといっても致命的なのはRAMが2GB しかないこと。
今となってはなんでこれを買ってしまったのかと思うが、まあちょっとウェブを見るくらいなら我慢できないこともない。


そんなに負荷のかかる使い方をするわけでもないので、なんとか使っていたが、
興味本位でインストールしてしまった「みんなのゴルフ」を使い出してからが大変。
低負荷モードにしても、2、3ゲームをすると動作が重くなり、
最終的にはプレイ中にアプリ自体が落ちてしまう。
まあ、なんとかだましだまし使っていたが、
みんゴルがバージョンアップする度に重くなり、アプリの起動に2分以上かかるようになり、
まともにプレイできないコースがでてきた。
ウェブページの読み込み時間も長くなるばかり。
LenovoはOSのバージョンアップはほとんど行われず、プリインストールはAndoroid5.1だったが
4年経過してもAndroidのバージョンは6.01だ。すっかりサポート対象外。
対応していないアプリも多くなった。
一番使用時間が長いデバイスでストレスがたまる一方。
購入してまもなく4年、バッテリーのへたりも気になってきたのを機に買い換えを考えたが、
アンドロイドの10インチタブレットはスマホの大画面化によりすっかり需要がなくなってしまったらしく
まともなものが市場にはない。
Google自体がタブレットはやる気がなく、唯一Hauweiが積極的だったものの、
例のアメリカの制裁により新機種にはGPMが使えなくなっているので(無理矢理インストールできる機種もあるにはあるらしいが)、
ちゃんとアプリがインストールできるのは古い機種ばかり。
HauweiのほかはLenovoぐらいだが、今更Lenovo、一番高性能と思われる機種でもSoCがSDM439ではゲームをするには心許ない。
試しにスマホAndroidOneX4にみんゴルをインストールしてプレイしてみたが、かなりスムーズ。
SDM630でRAM3GBなら問題ないレベルなのは確認できたが、
もやはこのスペックのタブレットが手に入らない。

そこで、かみさん用のiPadを買い換えて、今使っているお古を頂くことにした。
本当はスマホがアンドロイドなので、タブレットもアンドロイドの方がよいのだが
ディスプレイは10インチがいいので、そちらを優先する。
3年落ちの無印iPadだが、ベンチマークを比べるとSDM439搭載のアンドロイドの倍近い数字になっている。
バッテリーを交換すれば、iPadOSのサポート期限までは十分使えるだろう。

とか考えているうちに第8世代のiPadが発売された。
今手持ちのiPadは32GBだが、さすがに容量不足とかみさんに言われたので、
今回は128GBモデルを購入した。

こうしてお古の第5世代無印iPadが手に入った。

アップルの場合OSのサポート期間は、リリースから概ね5年といわれているらしいので、
あと2年ぐらいは使えるだろう。
純正のカバーが壊れてしまい、買い替えたばかりなでもったいないので、使えるところまでは使う。
さて、心配はバッテリーの劣化。iPhoneの場合、本体でバッテリーの劣化具合が分かるが、
なぜかiPadは本体ではわからず、アップルストアに持ち込まなくてはいけないらしい。
もう3年も使っているのでそれなりに劣化しているだろうから、これからの使用期間を考えてバッテリー交換をすることにした。
アップルに申し込むと10800円で交換してもらえるらしいが、バッテリーのみの交換はできず、本体が代替品になる。
配送での交換申し込みもできるらしいが、近所にアップル正規サービスプロバイダーがあったので、そこに持ち込むことにした。
ネットで来店予約をし、iPadを持ち込むと専用のチェックシステムでチェックが始まった。
結果、バッテリー交換できず。
交換が必要なほどバッテリーは劣化していないと判定された。
新品を100%として、80%以下になるとバッテリーを交換してもらえるらしいが、
持ち込んだiPadは87%という診断結果だった。
それならよし。バッテリー交換はせず、使えるところまで使うことにした。

そこからiPadのセットアップ開始。
何せアンドロイドしか使ったことがないので、だいぶ勝手が違うかと思いきやそれほど違和感はない。
まずは初期化した後、必要最低限の初期設定を行ったが、TouchIDを使ってのロック解除がどうもうまくいかず
慣れるのに少々時間がかかったが、コツがつかめた。
最初ホームボタンに触っている時間が長すぎて、Siriが起動してしまっていた。
触る時間を短くしたら、ちゃんとホーム画面が立ち上がるようになった。
あとは必要なアプリをインストールしていく。
AppStoreでアプリをダウンロードするのにいちいち認証が必要なのには閉口したが、
ここでTouchIDによる認証が使えるのでそれほど手間ではない。
GoogleのGmailやらChromeのiOS版があるので、これをインストールしてしまうと
今までの環境とそれほど変わらない感じになった。
今まで使っていたアプリはほとんどiOS版もあったので問題なし。
ただ音楽再生用のBubbleUPnPはAndroid専用でiOS版はない。
これはEVERMUSICにしてみた。ハイレゾも再生できるようなのでこれにしてみた。
あとはみんゴルをインストールし、データを引き継いでインストールは終わり。
あとホーム画面を整理して、今までのホーム画面とほぼ同じにした。

使ってみての感想は、今ままで我慢してなぜあんな低スペック機を使っていたのかと思うほどサクサク快適。
みんゴルの起動時間は2分から15秒になった。
高解像度に設定し連続してゲームをプレイしてもアプリが落ちるようなことはなくなった(これが普通ですよね)。
フレームレートは60fpsにすると、滑らかすぎてショットのタイミングが狂う。
画面の解像度が800×1280という低解像度から1536×2048といきなり4倍近くになり、
きれいになったのはいいが文字が小さく表示されるので、老眼になりつつある目には少々辛い。
ウェブページの読み込みも劇的に早くなり、表示されるのを待っている時間がなくなったので気分がいい。
ただ「戻る」ボタンがないので、これは不便。
フリックでその機能の代替にはなるが、よく使う機能なので「ボタンを押す」だけなのと
指を動かして「フリックする」との違いは意外と小さくないと感じている。

4年ほど使い倒したYOGA TAB3は箱を取ってあったこともあり、予想外の価格で売れた。

今のところ端末のスペックが上がって快適になったが、
OSの違いによる使い勝手の違いは思いのほか少なかったので、
Androidのタブレットがほぼ壊滅状態である現在、
家専用端末としてAndroidのタブレットを使うメリットは全くないと言い切れる。
OSは最新のiPadOS14にアップデートできているが、
アップル製品の場合、発売から5年ぐらいはOSアップデートをサポートしてくれるようなので、
あと2年くらいは十分に使用に耐えられると思うが、
それまでバッテリー交換なしでがんばりきれるかは微妙なところ。


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