夜の翼

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ドコモiPhoneをワイモバイルにMNPした

2020-11-23 19:59:32 | ケータイ


結婚前からDDIポケットで揃えていたうちのかみさんだが、
PHSの端末のしょぼさに嫌気がさしたらしく、ドコモのガラケーに乗り換えたものの、
それから1年もたたずiPhoneが発売されるや否やauのiPhone4Sに乗り換えてからずっとiPhone。

そのauはauひかりの営業が本当にしつこく、機種変のたびにショップで乗り換えを勧められるというか乗り換えないのがおかしいみたいな言われ方をされた上、
電話での勧誘がしつこかった。
さらに2年縛りどころか4年縛りならぬ半永久縛りになりそうになったため、更新月ではなかったが2年前にドコモに転出した。

この時点で2年縛りが終わったらMNPで格安系へ乗り換えを想定していたので、
SIMロックも早々に解除しておいて準備万端。
そして、ついに端末割引期間終了の時期がやってきた。
その間にお上の圧力により2年縛りが廃止されたため、乗り換えの環境は整っていた。

さて、どこへ乗り換えるか。
かみさんの利用状況としては、通信は月1GB以内にほぼ収まっているし、通話もほとんど利用がない。
そうなると格安のVMNOが最適かと思いきや、家族割を考えるとワイモバイルやUQモバイルと金額的にそう差がない。
またVMNOの場合、ピーク時間帯の通信速度の低下が激しいらしく、通信品質の面で不安がある。
さらにVMNOの場合、いわゆるキャリアメールが用意されていないところが多く、あっても有料オプション。
かみさんに確認したところメールアドレスは欲しいという希望なのでVMNOは選択肢から外れた。

そうなるとワイモバイルかUQモバイルかということになる。
こちらは大手キャリアのセカンドブランドいうこともあり、標準でメールアドレスが用意されている。
料金の面ではほぼ同じで差がないが、サービスには若干違いがある。
ワイモバイルの場合、月額料金に1通話10分の準定額通話がコミコミになっているが、
UQモバイルは通話定額はオプションとなっており、あまり通話しないユーザーの場合はこちらの方が料金的にメリットがある。
また、余ったパケットが翌月へ繰り越しされるので、その点もワイモバイルにはないメリットとなる。

PHSも来年1月でサービス終了となるワイモバイルに固執する理由はなく、
夫婦ともどもUQモバイルに乗り換えてもよかったのだが、1つ重大な問題が発覚。
かみさんが使っているドコモのiPhoneXRはSIMロックさえ解除されていれば、
UQモバイルでも問題なく使えるのだが、UQで用意するキャリアメールが使えない。
これは困った。意外なところに落とし穴。
 ※乗り換え前にUQのサイトを確認した時は間違いなくキャリアメールの利用が×になっていたが、
  auに吸収された影響か、iOSが14.2になったからか、
  2020年11月現在ドコモのiPhoneでもUQのキャリアメール(○○○@uqmobile.jp)が使えるようになっている。
  メールの件は乗り換えのデメリットだから使えるようにしたんですかね。
  確かau本体は他社のiPhoneでキャリアメールが使えないといったことはなかったはず。

そういうことならワイモバイル1択。
料金プランは、月3GBまで使えるスマホベーシックプランSで決まり。
2年縛りの廃止により、月額料金が若干安くなったうえ、
UQモバイルとの対抗策で高速データ通信容量超過時の通信速度が128kbpsから300kbpsになったのも地味にうれしいところ。
2年縛り廃止前のドコモの料金プランに比べて、半額以下になる。

ドコモの月々サポートの適用終了を待って、すぐにMNP予約番号をMy docomoで発行してもらう。
MNPはauからドコモに乗り換えた時以来2回目だが、MNP予約番号を発行するために専用の電話番号に電話して、
延々と引き止めの説得を聞かなければならなかったauとはえらい違いである。
多少の引き止めのためのページが表示されたが、あっさりとMNP予約番号をゲット。

続いてワイモバイル側の手続きにかかる。
今回は機種変更はなく、iPhoneXRをそのまま使うのでSIMのみの手続きとなる。
「事務手数料無料」のオンラインストアで手続きを行った。
これも非常にあっさりしたもの。証明書類関係は自宅の複合機でスキャンしてデータで送付。
家族割も問題なく手続きできる。
 スマホベースシックプランS
 新規割で半年間700円引き
 家族割を適用して500円引き
 キャンペーンでデータ増量オプションが1年間無料となるので通信データが月3GB→4GB
 さらにPayPayボーナスプレゼントもやっていたので、プランSだが3000円分のPayPayゲット
という内容で申し込みをした。 
こちらもあっさりと手続きが終わってしまった。
オンラインストアは込み合っているので時間がかかるかも、というメッセージが表示されたが
特に急ぐものではないので気長に待つ。

しかし、SIMカードの発送は意外と早く、申し込みから3日後には手元にSIMが届いてしまった。
送付物は、ごくごく簡素なもの。SIMカードと納品書、設定方法を案内するリーフレットのみ。
それなりに時間がかかると思ったので、週末に設定を行うことにした。

週末になり、SIMカードと一緒に送られてきたリーフレットに従って手続きを進める。
ショップに行くとかなり厚めの乗り換え設定用のパンプレットを渡されるので、
オンラインストアでもそれが送られてくるのかと思いきや、紙ではなくウェブになっていた。
まずはデータのバックアップ。今回は端末変更がないので特に必要ないが、念のためバックアップ。
いつもiTunesでバックアップを行っているので、いつものようにバックアップをしようとすると
iPhoneのアップデートを求められ、アップデートを始めると散々待たされた挙句に
「不明なエラーのためアップデートができませんでした」という表示が出て、バックアップができないというトラブル発生。
他のPCで行ってもダメで、いろいろと調べてみたが解決せず。
結果としては、iTunesではアップデートができずiPhone本体でアップデートを行わないとダメだったということが判明。
これでだいぶ時間をロスした。
LINEの引継ぎも必要となっていたので、オンラインマニュアルで作業を行ったが、
このマニュアルが今一つ親切ではなく、MNPで電話番号が変わらず機種変更もない場合は、
おそらくはトークのバックアップすら必要なかった可能性あり。一応やりましたが。

さて、これでようやく回線の切り替え手続きに移る。
前回のMNPはショップで行ったので、自分でやるのは初めて。
といってもワイモバイルの切り替え窓口に電話するだけである。
ただ、契約時に指定した4桁の暗証番号が必要なので、しっかりとメモしておく必要あり。
これを忘れてしまうと回線切り替えができずに、ワイモバイルに連絡をするはめになる。
オンライン手続きで入力する内容も多いので、入力内容の最終確認画面のスクリーンショットをとっておいた方がいいかもしれない。
電話番号と暗証番号を電話で入力し、手続き終了。
回線切り替えには1時間ほどかかるのでしばらく待てとのアナウンスがあったので、
ちゃんと切り替わるかちょっと心配しながらしばらく待つ。
1時間は待ちきれなかったので、40分ほどしたところで新しいワイモバイルのSIMカードに入れ替えると、
しっかりYmobileの表示とともにアンテナのピクト表示が5本立った。

回線切り替えを確認したので、あとは本体の初期設定を行う。
これもオンラインマニュアルになっている。
しかし、ここでトラップ。
以前SIMフリーホームルーターを設定した時に、APN設定をマニュアルでやるようになっていた記憶があり、
最初にAPN設定を自分でやるもんだという思い込みがあった。
しかし、オンラインマニュアルをみるとY!mobileサービスの登録から手順が始まる。
しかも他の項目にもAPN設定の記載がどこにもない。
とりあえずマニュアルどおりY!mobileサービスの登録から始めたが、Safariからネットにはつながるようでサービス登録ができた。
次にメールの設定になるが、その冒頭の説明を見落としたのでその後少々混乱した。
Y!mobileメールの設定のための一括設定プロファイルというものがあり、
これを実行するだけでY!mobileメールをはじめ、Wi-Fiスポットの設定まで一括で行ってくれるのだった。
iPhoneで設定をしていくと、画面の遷移が激しく、どの手続きまで進んだがよくわからなくなってしまったが、
実は一括設定のプロファイルをインストールした時点でほぼ設定作業は終わっていた。

ワイモバイルのメールはなかなかややこしく、
 ・Y!mobileメール(△△△@yahoo.ne.jp)ワイモバイル専用のウェブメール
 ・MMS(△△△@ymobile.ne.jp)ワイモバイルのいわゆるキャリアメール
という2種類のメールアドレスが発行される。
このほかにもちろんSMSも利用できる。
アンドロイドではワイモバイル専用のメールアプリで、
Y!mobileメール、 MMS、SMSさらにヤフーメールを持っていれば△△△@yahoo.co.jpのアドレスも一括して管理できる。
その頭になっていたのでiPhoneでも何かしらの専用アプリのダウンロードが必要と思い込んでいたが、
iPhoneの場合は Y!mobileメールとSMSは標準のメールアプリ、MMSは標準のメッセージアプリを利用するマニュアルになっていた。
確かにオンラインマニュアルのメールの説明のところにそれぞれ利用するメールアプリ、メッセージアプリのアイコンが表示はされていたが、
Y!mobileメールは標準のメールアプリを使うという説明がなかった。
それに気づくのにアンドロイドしか使ったことのない自分はだいぶ時間を要してしまった。
その辺の思い込みがなければ、端末の設定自体は意外と簡単だと思う。

iTunes経由でiPhoneがアップデートできない問題と端末側のAPN設定、メール設定のトラップでどっと疲れたがなんとかiPhoneのワイモバイル乗り換えは終了。
その後トラブルもなく、問題なく利用できている。
ただMNP転入をオンラインストアでした場合でも、契約事務手数料がとられるということが後から分かった。
オンラインストアで無料となる「事務手数料」には、契約事務手数料は入っていないらしい。
確かにワイモバイルのウェブページで「MNPお申込み手順」の注意事項にはそう書いてあったのを後から見つけたが、
申し込みの手続き中には気づかなかったなあ。重要事項説明書には書いてあったのかもしれないが。

結論としては、初めてオンラインでやったMNPの手続きには少々てこずったということになる。
かみさんのiPhoneXRは3年目になったが、あまりハードな使い方をしていないのでバッテリーの最大容量も89%なのでまだまだいける。
しばらくワイモバイルで行くことになると思うが、携帯業界も動きが激しく、
正直最近はワイモバイルもそれほどお得感がなくなってきたかなと思わないでもない。
ただ肝腎な時につながらないような通信品質はいただけないので、料金と通信品質を含めたサービスのバランスを考えると、
自分の使い方としては大手キャリアのセカンドブランドであるワイモバイル(かUQモバイル)が今のところ最適かなと思っている。
2年縛りがなくなったので、今後端末はiPhoneも含めSIMフリーにして、通信キャリアは自由に選べるようにするつもり。
しかし、iPhone高いなー。
自分のX4も3年目になったが、もう1年ぐらいは十分使用に耐えられる状態。
次の端末をSIMフリー端末から選ぶとすると、SDカードが使えないGoogle端末よりは、またシャープ端末になりそうな気がする。

その前にPHSの番号をどうするか決めなくては。

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