世界的な映画監督びーとたけし先生のコメント、大変すばらしく拝聴いたしました。
本日、成田空港でたまたま出くわした某テレビ局のインタビューに対して、外国人を越える日本人の横綱が出現することが、問題解決の早道と言ってのけた。
さすが世界的に活躍する人のコメントとして、これほどすばらしく本質を突いた言葉はなかった。留任した伊吹文科大臣(なぜこの人が留任したか疑問であるが)、松浪文科副大臣(文科副大臣とは知りませんでした)のコメント、政治家がしかも直轄下部団体の不祥事というか揉め事に対して軽々しく、的外れなコメントはすべきでない。あなたたちの一言が問題を大きくもし、問題をこじらせてしまうことに留意すべきである。早々に慰問した地元大物政治家もいたが、こんな問題で人気取りというか話題性を振りまいてもらっては困るのだ。
いよいよ来月からは、臨時国会が始まる。年金問題、テロ特措法の延長問題、事務所費等政治と金の問題、行政改革の道筋と公務員の削減問題等々一歩でも二歩でも前進させてほしいものと思う。刀尽き、矢尽きて解散総選挙にいたる道筋がはっきりしてきているが、美しい国を造る前に美しく散ってしまいそうな内閣改造だった。一人舛添大臣の人気だけで、この政局を乗り切る事は難しいだろう。
ケセラ・セラ・・・凡人は楽し、毎日たわごとを言っていればいいのだから。
みのもんたの朝ズバッ!でも、もういいよ!とこの話題を取り上げたくない雰囲気であった。どっからどうみても、すっきりしない後味の悪い結末である。
これから後に起きる問題については、一人高砂親方が責任を負うとの記者会見であった。当然のことであるが、こと朝青龍関と親方の関係はなぜか理解に苦しむ関係であるようだ。親方とひと悶着したという結婚披露宴関連についても、脱税問題があったという。
しかし、今後精神病治療を行うとの事であるけれども、減俸処分にあってはいるが、月々の給与は支払われるのである。何処でどのような治療をし、これがどのくらいの期間になるかなどもはっきりしていない。全く馬鹿げた話である。盗人に追い銭みたいな話である。
せっかくだから横綱双葉山の美談をご紹介しよう。
横綱は、片方の目は義眼であった。小さいとき吹き矢に当たって失明していた。しかし、父親は誰が吹いた吹き矢かを知っていながら死ぬまでそれを明かさなかったというのである。「恨まれる者より、恨む本人にとってどれだけマイナスになるか、分別を踏まえた深い愛情の故だった」と。美談中の美談である。双葉山自身もそのハンディを秘したまま無敵の相撲をとり続けたという。話の対比としてはあまりにももったいない話であるけれども、今朝一番の感動だったので日記に書きとめた次第である。