晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

我が家の賞味期限。

2008-10-27 17:30:10 | 注目の話題
 どちらの家庭にも必ずあるといっていいウィンナーソーセージ、しかも業界大手のメーカーの製品に問題が起きてしまった。幸い我が家にあった製品は、消費期限の後ろにNのマークがあったので、おそらくは名古屋工場の製品ではないかと思うが、それにしても口にするのはどうも気にはなるのだが・・・

 これほどまでに食品の安全性について、神経が配られているときに、なぜ社内の連絡がこんなにもかかってしまったのだろうか。もっとすばやい対応が取れなかったのだろうか。その上、シアン化合物の数値が、基準を大幅に超えてしまっているにもかかわらず製造を続けてしまったことが、被害(メーカーサイドの)をより大きくしてしまったように思う。

 逆に消費者の立場から言えば、この間食べてしまった被害者(消費者)はその怒りを何処にぶつければいいのか?健康に問題が出るほどの量ではないにしても何か釈然としない、怒りがこみ上げてきてしまう。

 行政側にも責任は無いのだろうか。健康に害を及ぼす薬品類、非鉄金属類、化合物等その取り扱いについてもう少し明確な罰則規定があってもいいように思う。営業停止、操業停止も大きな罰則であるが、それよりも違反行為のあった企業には食品関係を扱わせないような厳しい罰則があってもいいように思う。

 ただ単なる消費者の感情、不買問題だけで済ましてしまうことが、次々にこの類の問題を発生させる根源ではないのだろうか。

 今日は、消費期限、賞味期限について、このあいまいな表示問題を考えようと思って書き始めたのだが、問題が横道にそれてしまった。この問題は次の機会にしたいと思う。