投票前8日から姿を見せない小沢前幹事長であるが、どぶ板選挙の帝王は8日にはすでに旗色悪しと見ていたに違いない。そうでなければ、突然どこかに籠るような男ではない。
彼にとってもう一つの難関は、検察審査会である。どうやら形勢不利と見ての隠遁か?その子分は(松木氏)盛んに小沢総理を目指して、奮闘しているみたいであるが、ご自分が応援していた候補者はどうだったか。民主党員として数減らしの責任のいったんはあるのでは?
今、民主党を分裂させたらどうなるのか、予測したらどうだろうか。政治は混沌とし、経済は勿論壊滅的事態になるはずである。そうでなくとも、IMから増税勧告さえ出てきたのである。ギリシャについでイタリア、スペイン次に日本が破綻国家となる事態を招きかねないのである。些細なことにかかわっている事態ではないのである。脳天気なのはマスコミだけにしてもらいたい。
その責任を一体どこの誰が持てるというのか?天に唾するような行動、報道はもってのほかである。
菅総理の弁護をするわけではないが、菅総理の消費税論は唐突でもなければ当たり前のことをのべたに過ぎない。国民の判断が間違っていたに過ぎないのだ。特に地方の選挙民はあまりにも身近な事象だけにとらわれ、投票行動を起こしたのではないだろうか。
日本は破綻国家寸前にあるのだ。高齢者も若者も夢も希望もなく、将来設計もできないはずだ。
ここは超党派で政治改革、経済改革を進めてもらいたい。まずは衆参両院の定員削減、歳費削減、公務員給与削減、人員削減等無駄は徹底的に減らしてもらいたい。
先ほど完成した衆議院宿舎、先に完成している参院宿舎、なんと贅を尽くした内容ではないか。一等地に100平米を越える広さである。官僚に載せられ、甘やかされ、その挙句に日本を食いつぶしたのは一体どこの誰だといいたい。公務員宿舎にしても民間企業からずいぶんかけ離れてしまった。
民間では寮も宿舎も保養所までも処分されてしまっている現状から見て、なんと贅沢な建物であり、低家賃なのだろうか。これもあれもみんな自公連立政権のお土産なのである。歴史を逆流させてはいけない。ただ改革あるのみである。