晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

今回の大災害に遭遇して。

2011-04-01 10:27:01 | 政治、経済
 まずは被災者、行方不明者、死者に対してお見舞いとお悔やみを申し上げます。
震源地から離れていた関係でさしたる被害を被らなかったが、何時いかなる時に災害が降りかかるか知れない。今や日本は地震列島のごとき様相を示している。

 今回は地震とその後に襲来した大津波による被害が大きかった。地震による火災ならばある程度は防ぐこともできようが、津波は根こそぎ何もかも持っていってしまう。東北各地は日本でも有数の漁港を抱えている。港を造りやすく生活基盤として平地を求めて住み着いた人たちが被災者になってしまった。まさに津波の常識をいっぺんにして覆してしまった。

 そこに原発があった。地震には耐えたが津波による停電、設備の破損が災いしてしまった。世界から注視されている原発事故の収束処置、不測の事故に対する備えが全くといっていいほど杜撰そのもののようである。

 そんな中世界各国から復興支援をいただいている。ありがたさを通り越して神の救援物資のような気持ちになる。感謝するしかない。

 原発先進国フランスのアレバ社が救いの手を差し伸べてくれている。防護服1万着その他現場に必要と思われる資機材を提供してくれるというのだ。さすがである。

 それに引き換え日本政府は或いは電力会社各社は原発事故に対するノウハウも無ければ準備もお粗末な限りである。

 持って反省すべし。日本はまだまだ後進国であることを痛感させられた。どこが美しい国なのか?安心安全をうたいながら、その対策を怠ってきた天罰かもしれない。

 贅沢は禁物、土日を返上して復興再建に励まなければと思う。日本国民いや世界の人たちが支援してくれている。みんなで頑張ろう。