晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

我が家の地震対策。

2011-04-25 14:13:25 | 注目の話題
 結構大きなゆれがあった。車庫の車は前後に40センチくらい動いていた。もう少しで門扉に当たりそうになっていたが、勿論どうすることもできないほどの揺れであった。

 そのうち前の家から液状化によるヘドロが噴出してきた。まるで堤防が切れて水が流れてくるような感じでヘドロが湧き出ていた。

 地震というのはどのような伝わり方をするのか、同じ揺れ方でも被害にあう家となんでもない家が歴然としている。比較的大きな通りに面しているところは被害も少なかったような気がしてならない。我が家の瓦も食器類も家の中の何もかも落ちなかった。

 息子が昔買ったパイオニアの大きなシステムコンポも置いてあるが、止めてあったフックが外れたくらいですんだ。ピアノも動いたいなかった。棚の人形ケースも落ちなかった。神棚の扉が少し開いたくらいですんだのは何よりと思っている。

 あの揺れの中では、何もできなかった。ただ呆然と外を眺めていただけだった。パソコン、プリンターなどかまっていられる状況ではない。そんな中やっぱり日ごろの地震対策が肝心だとつくづく思えて仕方が無い。

 まずは、動くものはできるだけ柱等の確りしたものへ固定することである。我が家のピアノは片側だけだが窓枠に確り固定してある。タンス類も窓枠を使って固定、薄型テレビは置き台を固定、その台にテレビを確り固定してある。パソコン、プリンター、人形ケースなどは100円ショップで幅広の輪ゴムを買い求め、それを切って底に貼り付けておく。これだけで十分だった。初期の動きを止めてやれば結構動かないものである。

 ただテレビ等高価なものは100円ショップなどではなく、確りした耐力を表示してる紐類を使うほうがいい。固定金具も然りである。

 食器戸棚は松下電工(以前の)今のパナソニックの作り付けであるが、これも地震対応のフックが作動して扉は全部ロックされていた。中のものも何一つ動いていなかった。ありがたや、ありがたやであった。