晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

他人のがん死を餌にする医師がいる!

2015-10-13 10:50:59 | 注目の話題
 人のがん死を餌にして原稿を書いている医者がいる。文芸春秋11月号掲載の川島なお美女優の死に関する記事である。書いたのはかの有名な近藤誠医師である。中村勘三郎の時もそうだった。人の死後私に任せれば生き延びたとか、手術が命を縮めたとか、あの治療は間違っていたとかあまりにも無責任な記事を書いている。

 こんな記事を目にした関係者、家族の方々はどんな思いを抱くのだろうか。ただでさえあの時こうすればよかったとか、こうしてやりたかったとか、悔やまれることはたくさんあるはずである。それなのにれっきとした医者があれは間違いだったと公にすること自体、人の死を冒涜するものではないのか?

 確かにベストセラーを連発した物書きには違いない。しかし、単なる私小説ではない。あまりにも影響の大きながん治療にかするものばかりなのだ。わらにもすがりたい患者が読者の多くだろう。その人たちを苦しめ、悩ませる治療法特にがんもどきは放置したほうがいいという屁理屈には納得がいかない。

 一時は近藤理論に感心した時期もあるが、今回の記事、勘三郎の時の記事この二件でちょっとおかしいぞと思った次第。よくよく考えてセカンドオピニオンを受けるかどうか考えたほうがいい。先生の治療はほとんどが自費診療のようだ。世の中信じられるものは家族しかない。そんな思いをさせられた今日この頃である。


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