晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

我が家の事件簿・・・昨日。

2014-10-23 07:37:16 | 注目の話題
 ついに我が家にも「おれおれ詐欺」がやってきた。実に巧妙でもう少しで引っかかるところだった。特に高齢者は注意が必要である。私は電話で相手の声の判断には自信があったのだが、昨日のように急に温度が下がった状態だと風邪を引いたといってがらがら声で電話されるとかえって同情したくなってしまうから困ったものである。

 彼等の手口を紹介しておこう。
第一報で携帯電話をなくした。ブロックはしたので悪用されることはないが、会議資料等が入っているので心配である。紛失届を出してあるがその連絡先に実家を指定してあるので連絡があったら聞いておいて欲しい。・・・という話から始まる。 

第二報にて
 連絡があったかどうかの確認電話、まだないというとがらがら声の裏づけなのか病院で治療を受けたあとビニールファイルと一緒にしてしまい紛失したという状況説明をする。

そして第三報にて本番に入る。これから契約に向かうのだが、契約書も紛失してしまった。上司と相談し何とか急場をしのぐ約束を先方としたのだが、どうしても契約金だけはこれから届けなくてはならない。延期することはできないのかと聞けば、競合もありどうしても他社に持っていかれたくないのだという。いくら必要かと聞くと金額は言わない。おそらく用立てできる金額をこちらから提示するのを待っていたような気配だった。渡す方法はと聞けば今すぐにでもいけるから心配ない。・・・というやり取りだった。

 どうも半分は信じながらも半分はおかしい。そこであなたの生年月日を聞いた。そんなこと会社の中で恥ずかしくていえないという。女房に電話を変わった。女房は孫の名前を聞いた。これも会社の中でみっともないという。一旦会社の外に出てから返事するという。そこで電話は切れた。

 これで100%詐欺だと気がついた。間一髪被害を免れた次第。

 念のため110番をして警察に来てもらって待機してもらった。家の中に二人、外に二人の張り込みをしてもらったが、昨日は事件もおきずに撤収してもらった。4人の警察官に感謝しながら眠りにつくことができた。

 高齢者の皆さん、ご注意を!実に上手に物語を作って電話してくるので細心の注意が必要でしょう。


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