晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

東日本大震災に思うこと。

2011-04-12 15:09:32 | 注目の話題
 岩手宮城の被災者には、十分な復興支援をすることである程度は立ち直ることができよう。しかし、福島の方々については、国はどのような支援策があるのだろうか。

 自主避難地区、計画避難地区なんとも訳のわからない言葉だけが耳に入ってくる。ある街の説明会で住民の一人が声を張り上げていた。用はここに住むなということか?出て行けということか?と怒りをぶつけていた。皆さん大変な災害に見舞われ、その中を生き延びた方々である。手厚い支援をしていいはずである。まして今回の原発事故は人災とも言えそうな事態である。

 企業のエゴというか東電は海水を入れることに躊躇した感じがあった。おそらくは沈静化させた後また使おうとでも考えていたような気配さえ感じさせる。

 放射能におびえ畜産も農業も漁業も先が見えない事態である。国が補償し無くて誰が補償してくれるというのか。

 電力不足にかこつけて電気料金値上げなどと言い出すのかもしれない。値上げ分で地域住民への補償など考えていないだろうか。そんなことになれば国民は黙っていないだろう。

 東電はとてつもない大きな企業である。まるで国家機関のような立ち居振る舞いをしてきた企業である。私は歴代役員諸氏は何らかの個人的献金をすべきだと思う。現役社員も給与のカットは受けなければならないと思う。東電独自でできる限りの補償金を準備すべきだと思うがいかがなものだろうか。

 故郷を追われ、地域のコミュニティも失い、将来の夢も希望も奪ってしまったのだ。その被害者に対して一家族100万円などというはした金で解決しようなんて虫が良すぎませんか。

 もっと深く考える時、万万が一大爆発でも起こせば日本列島の1/2は失いかねないのだ。どんなことがあっても最悪のシナリオだけは避けてもらいたい。

 老人は結構だ。未来のある若者だけはなんとしても守ってあげたい。そして再興を期待したい。


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