晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

笹井・発生・再生科学総合研究センター副センター長の自死。

2014-08-05 18:18:40 | 注目の話題
 何が彼を死へ追いやったのだろうか?勿論、STAP細胞に関する論文の疑義について、立場的にそれなりの責任は感じていた様子が伺える。しかし、先端医療分野に於いて世界的な権威者であり、今後の研究成果が期待されていただけに悔やまれる出来事に違いない。

 これまでの彼の人生において、順風満帆に経過し挫折など一度も味わったことはないはずだ。これぞエリート中のエリートであり、日本ばかりでなく世界的な損失であるはずだ。

 STAP細胞を持ち込んだ小保方ユニットリーダー、彼女も大変な試練を背負い込んでしまった。STAP細胞はあります!これまで200回以上も成功しています。といってきた。これが事実であるならば、とっくに再現実験はできていてもおかしくないではないか。科学の世界に自己弁護のために弁護士を入れてきたこと自体、何か不自然な行為であって、なにやらおかしなストーリーばかりを見せ付けられてきた。

 彼女を攻めることはしたくないし、第二の犠牲者を出すべきでない。しかし、一人の人間がしかも世界的に認められていた人間に自死を選ばせてしまった責任の一端は背負い続けなければならないだろう。科学の世界においては、真実は一つしかない。結論にたどり着く道筋は多種多様であっても、一つの真実に修練していくはずである。

 笹井氏の遺書にも小保方氏へのものもあったようであるが、彼女にはSTAP細胞の実在を証明する勤めがあるだろう。

 笹井芳樹博士のご冥福をお祈りし、ご家族の皆様へお悔やみを申し上げます。

 早すぎた結論、悔やまれて仕方がない。残念な今日の第一報だった。


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