こんなことをやってていいのだろうか？東京都

　小池新都知事はオリンピック招致活動段階からの予算執行について検証するという。オリンピック関連予算の増加が問題となっている中、すでに終わっている招致活動費まで探りを入れるということは、何やらこれまでのすべてを否定しているようで不快感をぬぐえない。

　当時は猪瀬知事だったが、招致活動に国を挙げて活動し勝ち取ったものだと思う。決まったからいいものをこれが敗退していたら、またどんな非難が起こったかわかりはしない。

　290万票を集めたからと言って、警察か検事がやるようなまねごとはいかがなものだろうか。それよりも前向きに都行政の問題点、待機児童0を目指すとか都営地下鉄のバリアフリー化だとか、築地移転問題の善処について結論を急いでもらいたい。

　そして4年後に迫っている東京オリンピックを成功に導く諸施策を進めてほしいものである。開会式、閉会式のセレモニー企画はどこの誰に依頼するのかまだまだハード面だけでなくソフト面での検討も急がなければならないだろう。

　調査調査では前に進めようがないだろう。