晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

私の観点(12)・・・総選挙を前に、財政問題と都市づくり。

2012-09-13 09:13:29 | 日記
 ‘09年    当年71歳

 麻生総理の下、ようやく総選挙が実施されることとなった。自民党がどうだ、民主党が政権政党になる云々は別として、ここで大きな政治課題が発生していることに着目したい。地方財政の貧富の格差によって、医療も福祉も市民生活も、民間企業特に公共的役割を果たす交通機関にも大きな格差ができてしまった現実に着目したい。

 小泉政権の下、規制緩和によってトラック業界もタクシー業界も大幅に縛りが解けて,増車増車の競争となった。その結果は、いうまでもなく空車のオンパレードとなってしまった。どこへ行っても空車があふれ、会社も従業員も収入減になっているはずである。

 方や、バス路線は増える一方、市内路線、長距離バス、タクシーの出る幕は少なくなっている。増える路線バスの事故も増える一方、急発進、急ブレーキ、急ハンドルは日常的、粗製乱造とも言える運転者の急増により危険を感じた人たちも多いはずである。

 経済的格差も広がりを見せている。なんとかせにゃいかんとよ!

(注)
 格安長距離バスによる悲惨な事故はまだ記憶に新しい。東京駅に行ってみれば、その異常さを目の当たりにできる。安い、早い、便利である。大いに結構なことであるが、安全だけは忘れてもらっては困る。トラックもバスも大型自動車の性能は乗用車を上回るとも思えるものがあり、追い越し車線をグループで走りぬいていく、これでは事故の起きないほうが不思議なくらいだ。このあたりで交通マナーの再構築が必要かも?


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