今日は介護の日です。

「いい日いい日毎日あったか介護ありがとう」で１１月１１日が介護の日
　高齢化が急速に進んで　長い老後を健康で暮らしたい‥のはみんなの願いだが
2050年には高齢者の5人に1人（840万人）は要介護を受ける‥と見込まれている。

　昔話に「姥捨て山」の物語がある。年老いて働けなくなった者は役に立たず
山に捨てろ‥との非情なお触れがでる。息子は泣く泣く老親を背負って山に行く‥
途中　背負われた老親は道すがら小枝を折って行く‥息子は何故か‥と尋ねると
「お前が帰る時　道に迷わないように‥」と　自分が捨てられる状況にあっても
子を想う親心に心を打たれた息子は家に連れ帰って床下で世話をする‥との話だ。

　2020年の平均寿命は男性で81・64才　女性87・74才で　健康寿命男性72・6歳
女性は75・5歳だから男性で9年　女性が12年ほど介護を受けている計算になる。
　昔話からすると　山に捨てられる老人が増えているのです。
　介護保険制度によって介護されて行きますが　介護される人が増えるに伴って
介護保険料が上がる一方で　年金から天引きされているが　2万人強が保険料を
滞納して資産の差し押さえ処分を受けていて　保険料の負担が深刻な問題に
なっている。高齢者には暮らしずらい社会に‥深い山奥に捨ててほしい気持ちだ。