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鎧岳は、曽爾の谷にあたかも天を摩す鎧を着たような雄々しい岩山であることから名付けられたそうだ。
西行はこの山を
“葛なる鎧が岳にきてみれば そよ吹く風のくさずりの音”
と詠んでいる。(曽爾は伊勢本街道の通る村でもある。)
地質学の専門家の話では、
約1億年ぐらい前(恐竜の時代)、この地方を含む日本列島はアジア大陸の一部だった。約2500万年前、日本列島は大陸から離れ、約1700万年前には、ここは伊勢湾の方から海水が入り込んで海になった。その後、大地が盛り上がり、海は低い平らな土地となり、ところどころに湖が出来た。この曽爾も湖だったようだが、約500万年前に、湖のそばで激しい火山活動が起こり、曽爾も火山灰に埋め尽くされ、熱と重みで凝灰岩ができた。その規模は、最大の厚さ400m以上、広がりは30km四方と推定される。
鎧岳の凝灰岩の崖に入っている(横)スジは火砕流の跡とされ、当時の火山活動の凄さを物語っているのだという。
昨日は三重で大きな地震。
日本列島大丈夫?
西行はこの山を
“葛なる鎧が岳にきてみれば そよ吹く風のくさずりの音”
と詠んでいる。(曽爾は伊勢本街道の通る村でもある。)
地質学の専門家の話では、
約1億年ぐらい前(恐竜の時代)、この地方を含む日本列島はアジア大陸の一部だった。約2500万年前、日本列島は大陸から離れ、約1700万年前には、ここは伊勢湾の方から海水が入り込んで海になった。その後、大地が盛り上がり、海は低い平らな土地となり、ところどころに湖が出来た。この曽爾も湖だったようだが、約500万年前に、湖のそばで激しい火山活動が起こり、曽爾も火山灰に埋め尽くされ、熱と重みで凝灰岩ができた。その規模は、最大の厚さ400m以上、広がりは30km四方と推定される。
鎧岳の凝灰岩の崖に入っている(横)スジは火砕流の跡とされ、当時の火山活動の凄さを物語っているのだという。
昨日は三重で大きな地震。
日本列島大丈夫?
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