大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

醍醐の花見

2010年04月09日 | 京都府
先日の「古都の春」のTV中継は,「醍醐寺」やった。
ホンマニ美しいしだれ桜やった!
何年前になるんやろか,西国遍路で御朱印を戴きに登った「上醍醐」への坂は,きつかったなぁ~
2年ほど前,落雷で御朱印を戴いたお堂が全焼してしまったと聞いた。
「醍醐」と云えば連想するのが,豊臣秀吉による「醍醐の花見」。
贅の限りを尽くした「醍醐の花見」は、秀吉が晩年に行った一大イベントで、その日のために河内・大和・近江・山城などの桜樹700本余 りを1年かけて醍醐寺に植樹させた。
そして慶長3年(1598)3月15日、秀吉は,子息の秀頼、正室の北政所、側室の淀殿、前田利家まつ夫妻など1,300名を従えて、まさに桜の大博覧会のような花見を催したという。
天正15年(1578)に催された北野天満宮での大茶会「北野 大茶湯」は、誰でも参加できたこともあり、秀吉が開催する花見の噂は瞬く間に庶民に伝わり,秀吉の花見によって,次第に庶民の間でも満開の桜の下で飲食をするという、現在のような花見文化が根付いていったというのだ。
たしか秀吉は,吉野山でも花見をしてたよなぁ~
もう頭の中が,桜の花でいっぱいになってきたで~
どこかへ花見に行きたいなぁ~
「写真;吉野山で見かけたカフェ」


























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