大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

桜井茶臼山古墳・現地見学会

2009年11月03日 | 桜井市
先週金曜日の午後1時頃,私は仕事の関係で移動するため桜井駅にいた。
平日やというのに,東の方から駅に来る 人たちの姿は,肩に小さなザック,手にデジカメ,歩きやすい靴。
そして,駅から同じような姿の人た ちが東に向かって歩いて行く。
そう,この31日まで橿原考古学研究所がしている「桜井茶臼山古墳」の発掘調査・現地説明会から帰って来た人たちと,これから向かう人たちなんやろう。
見るかぎり「考古学ファン」って雰囲気の人たちやった。
「桜井茶臼山古墳」のことは今年6月のブログにも書いた。
今回は,全面を朱で彩った石室が約60年ぶりに 確認され、県立橿原考古学研究所が22日から公開しているのだという。
その石室は,貴重な顔料の水銀朱を少なくとも重さ200キロ使い、四方の壁は板状に加工した石1千枚以上を整然と積み上げて構築。強大な力を誇った王の威容を示し、初期大和政権の成立を考える第一級の史料だという。
私も行きたいけど,生憎仕事でねぇ・・・
大阪行きのホームのベンチに座っていたら,隣にそれっぽい3人組みの男性が座った。
私は,「茶臼山古墳へ行ったきゃはったんですか?」と声をかけた。
その60歳くらいの男性は,デジカメのモニター画面を私に見せながら朱の色が意外と赤くなかったことを話はじめた。
それから電車が到着するまで私と彼は,「桜井茶臼山古墳」と「箸墓」,山の辺の道に点在する「天皇陵」との関係について話をしていた。
今日,時間があったので「桜井茶臼山古墳」に行ったけど,現地説明会が終わった片付け作業の最中で,何も見ること出来へんだ・・・。
「桜井茶臼山古墳」の北に見える三輪山が巨大な前方後円墳に見えた。
「写真;桜井茶臼山古墳」

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