大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

安土城跡へ

2015年05月13日 | 滋賀県

石塔寺を拝観した後、昼食探し。

やっと見つけた食堂で、家人と次の見学地の打合せ。

私は石塔寺を見たことで大満足したので、特になし。

家人は?

「安土城」!

 

@安土城跡

JR安土駅の北東、標高199mの安土山一帯にある織田信長(1534-82)の居城跡。

国指定の特別史跡です。

天正4年(1576年)から織田信長が約3年の歳月をかけて完成しました。

安土・桃山時代の幕開けとして築城されましたが、織田信長が倒れた本能寺の変後、焼失して石垣だけが残っています。

天主跡と本丸跡には礎石が、また二の丸跡には、豊臣秀吉が建立した織田信長廟が残っています。

天主閣跡から東へ少し下った黒金門跡(くろがねもんあと)付近には、壮大な石垣もあります。

また、山の中腹には家臣団屋敷跡があり、山の尾根づたいに北へ行くと八角平や薬師平があります。

城山の中心部への通路は、南正面から入る大手道のほかに、東門道、百々橋口道、搦手道などがあります。

城の外面は各層が朱色・青色・あるいは白色、そして最上層は金色だったといいます。

内部は、狩野永徳が描いた墨絵で飾られた部屋や、金碧極彩色で仕上げた部屋などがあり、当時の日本最高の技術と芸術の粋を集大成して造られたといわれています。

わが国最初の本格的な天主の建築は、この安土城が始まりとされ、歴史上に名を残す名城跡です。

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