大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

柳生八坂神社と摩利支天碑

2009年12月11日 | 奈良市
あの日、私は柳生の里で車を停める場所を探した。
シ-ズンオフで、すべての有料駐車場には入り口にロープが張られていた。
それに私が探していたのは、無料の駐車場。
やっと見つけたのは、神社の鳥居の手前にある駐車場やった。
入り口のロープが外され、すでに車が2台停まって いた。
私はその車の横に並べて停め、柳生の里の散策に出かけた。
せっかく山道を登り「天之石立神社」へ行ったのに、「一刀石」を見忘れたのに気付いたのは、遠くに愛車が見えた時やった。
そして車に近づくと・・・
なんと! 
あの駐車場の入り口にはロープが張られ、閉められてるやんか!
私が車を停めたときにあったはずの他の車はない・・・
「正木坂道場」に行く前に、車を停めた場所で「摩利支天山」という道標を見つけ,それを探して途中の神社にお参りしたんやった。
あの時、神社の社で作業している人の姿を見かけたんや。
あの2台の車は、あの人たちの車やったんや・・・
ロープに鍵掛かってへんようにと祈りながら近づき,ドキドキしながらロープの金具を外した。
そして無事,車を外に出す事ができたんやった。
車,ホンマニ出せてよかった~
もし鍵かかってたら,困ったやろなぁ・・・
@柳生八坂神社
元は「四之宮大明神」と呼ばれ、奈良春日大社第四殿の比売神を祀っていたが、1654年(承応三年)に徳川四代将軍家綱の兵法指南役だった柳生宗冬(柳生藩第3代)が,大保町にある「八坂神社」の祭神素戔鳴命の分霊を勧請して社殿を造営し「八坂神社」に改めた。拝殿は「天之石立神社」のものが移築されたという。
さらに宗冬は,八坂神社の横の岡に武道の守り神である摩利支天を祀った。
現在,祠はないが、この山を摩利支天山と呼び、その山頂に摩利支天の石のレリーフが復元されている。
「写真;柳生八坂神社の鳥居と摩利支天山への道標」

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