大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

法起寺三重塔

2009年11月09日 | 生駒市・生駒郡
矢田寺からの帰り、久々に「斑鳩の塔」を見たいと思った。
斑鳩には3つの塔がある。
「法起寺」、「法輪寺」と超有名な「法隆寺」の塔。
矢田寺から南西へ下ってくると、最初に見えて来たのは法起寺の塔。
道の左に塔が見えて来て、駐車場を探しているうちに行き過ぎてしまった。
慌てて左折したら山門前の道やった。
ほんまに道幅狭くて、ただただ前進あるのみ。
やっと元の道に戻り駐車場に到着。
外から塔を眺めることにした。
クレーンの無い時代、どうやってこれを建てたんやろか?
そんなことを思いながらぼんやりと・・・
塔を少し遠くから眺めるのもええもんやなぁ~

@法起寺
638年(欽明天皇10年)聖徳太子の遺命により、山背大兄王が自分の住んでいた岡本宮を尼寺にして「金堂」を建立した。「三重塔」は、706年(慶雲3年)に建立され、露盤を上げた事が鎌倉時代に書かれた「太子伝私記」の露盤銘にあり、三重塔として建立年代がはっきりした我が国最古の三重塔である。
伽藍の配置は「法起寺式」で、塔が東に、金堂が西に配され、法隆寺と逆になっているが、三重塔は飛鳥様式の古式に則り、一重基壇上に建ち、高さ23.90m、エンタシスの円柱や雲斗肘木、卍くずしの高欄、深くて勾配のゆるやかな屋根が法隆寺の五重塔の一・三・五層と同一寸法で、初層の内部は中心に心柱が入り、廻りに四天柱が建ち、その間を須弥壇にし、天井は組入になっている。
「写真;法起寺三重塔」


































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