法輪寺三重塔

矢田寺からの帰り、久々に「斑鳩の塔」を見たいと思った。
斑鳩には３つの塔がある。
「法起寺」の塔を見たあと、私が向かったのは「法輪寺」。
「法輪寺」へは「法起寺」の西にある交差点を道なりではなく、やや右に進んで行く。
塔のある３つのお寺の名前がよく似ているので、そろそろ私の頭に混乱が？？？
祈るのは駐車場があることのみ。
何年ぶりやろう、この道を走るのは・・・
前回は法隆寺付近で道が極端に細くなり、やがて迷路状態に迷い込んでしもたんや。
片側に法隆寺の土塀、逆側は溝やったかなぁ～
道の脇には石が置いてあったりして・・・
運転の下手な私は、ハラハラドキドキ・・・
やがて法輪寺の塔が見えてきて、広～い駐車場も見えてきた！
ほっと安心のときやったんやけど・・・
その後、やっぱり同じことになってしもうてホンマニ大変やった。

＠法輪寺
「法輪寺」は、６２２年（推古天皇３０年）山背大兄王が、父聖徳太子の病気平癒を祈って、由義王らと建立したと云う説と、６７０年（天智天皇９年）斑鳩寺が炎上の後に、百済の開法師、円明法師、下氷新物らが共同で建立したと云う２説がある。
「法輪寺」の伽藍の配置は法隆寺と同じ形式で、規模はその三分の二だが、出土瓦が法隆寺より古く、創建は法隆寺よりも古いという。
「南門」左脇に建つ「下馬石」は、１５８７年（天正１５年）豊臣秀吉が祈願寺とした時の物という。
「三重塔」は総高２３．８ｍ。昭和１９年７月２１日落雷で炎上したが、昭和５０年作家の故幸田文さんや信徒多数の尽力で飛鳥様式そのままに再建された。
「写真；法輪寺三重塔」