大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

四国遍路①霊山寺

2010年01月13日 | 四国
お四国さんの1番札所は「霊山寺(りょうぜんじ)」。
奈良市富雄にあり,大和十三仏でバラ園が有名なお寺は「霊山寺(りょうせんじ)」。
持参した『るるぶ  四国八十八所』の書き込みによると,
初めてこのお寺を訪れたのは,2003年7月5日。
はじめて四国遍路行きのバスツアーに参加して,到着したのがこの「霊山寺」やった。
あの時の記憶は・・・?
それがお寺のことは,はっきり覚えていない・・・
覚えているのは,ツアーの皆さんに遅れて迷惑をかけてはいけないと思い,
山門で一礼し,水屋で手を洗い,手を拭く余裕もなく,必死でロウソクと線香に火をつけ,納め札を納め,賽銭を入れ,慣れないお経を唱えようとしたこと。
暑かったからか,沢山の汗をかいたのを覚えている。
杖を忘れそうになり,いろんなものを落としそうにもなった。
お経を唱えてお参りするのが,こんなに忙しくてハードや ということを初めて知ったのが,この「霊山寺」やった。
今回の感想?
それは,遍路用品を売っている処と山門前,本堂の前に立っていた 3体の“お遍路姿のマネキン人形”が印象的やったこと。
ホンマニ妙な雰囲気を醸し出してた・・・
ちなみに2度目は,四国八十八所をすべて巡り,結願で このお寺に戻ってきたのは,2007年8月6日やった。
あの四国を巡っていた4年間,いろんなことあったよなぁ
結願してからの2年半も,ほんまにいろんなことあった・・・
今回始まった四国一周,このお寺に再び戻って来るのはいつのことやろうか・・・

※霊山寺
天平年間(729~748)に、聖武天皇の勅願により行基が開基した。
弘法大師が八十八使の煩悩の数にちなみ、四国に八十八ヶ所の霊場開創を決意しこの地に来錫した。大師は、人々がもつ八十八の煩悩が滅却される事を願い、二十一日間の厳しい修法を行った。その時、立ち姿の一老師を、数多くの菩薩が囲み説法を聞いている光景が見えた。それは、釈迦如来が天竺(インド)の霊鷲山(りょうじゅぜん)で説法している様子に似ていると感得し、日本にある天竺 霊鷲山の意を込め、竺和山 霊山寺と号し、四国霊場第一番札所に定めたという。
「写真;霊山寺のマネキン人形」



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